朝の煉功で悟ったこと
(明慧日本)私は大学に在籍している大学院生で、これまでは寝室で煉功を行っていました。冬季は宿舎が24時間給水だったので、朝3時に起きて、冷たい水で顔を洗うと目が覚めます。その後にMP3を使って煉功し、自分では状態も良かったと思っていました。
春になって少し変化がありました。宿舎は24時間の給水から夜12時から朝5時の間だけとなりました。予め水を貯めても朝になると温くなるので、3時に起きて顔を洗うことができなくなりました。水で顔を洗えなくなると、煉功時にはついつい眠くなり、意識が朦朧としてしまいました。また、時には怠けてしまうと、煉功の質も時間も確保できなくなり、1ヶ月の間ずっとこのような状態でした。自分でもマズイと思いながらも、どうしても打開できずにいました。昨夜は発正念の時に、「他の同修が煉功しているのに、自分を誤魔化しているだけではないか? これ以上続いてはいけない」と思いました。
こうして朝起きて、ジャンプしてベッドを降りると、すぐに第一セットの煉功を始めました。意識がぼんやりしたり、心の落ち着きを失ったら『洪吟二』を暗誦するようにしました。しばらくして玄妙な感覚を味わうことができました。座禅のときに師父の経文『ロサンゼルス市での説法』でこのように説かれています。「修煉者が重んじているのは、正念です。正念が強ければ、何でも食い止めることができ、何でも行なうことができるのです。あなたは修煉者で、神の道を歩んでおり、常人の要素、低次元の法理に制御されていない人だからです」。自分の問題をどのように対処したかと考えると、「意識が朦朧としたら、冷たい水で覚ます」などは常人のやり方に過ぎないのではありませんか? 時には常人の理で自分を騙そうともしています。睡眠時間が短いと眠くなる。これでは修煉者としての正念が全くなくなっているのではありませんか? これでは眠くならないはずがないではありませんか? 大法の修煉者の正念は新しい宇宙の神としての一念であり、威厳を持つ輝くものです。それには無限の威力があり、眠気はいかなるものでしょうか? これこそ邪悪の消去に関して小弟子が交流文章で書いているように、見渡す限りの邪悪が全部消えて、新しい天地が現れることと同じ効用ではありませんか? こう思うと、自分は神の顕現の如く、背が高くて満身浄化されたような絶妙な感覚でした。ここで眠気を思い出そうとしたら、もはや形も何もありませんでした。
正念はまさに神秘でありながらも、学習者にとっては重要だと思いましたので、文字にして同修間で交流をしようと思いました。皆さんの参考になれたら幸いです。
個人の悟りであり、皆さんのご指摘をお願いします。
2008年5月18日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/5/17/178670.html)
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