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神韻芸術祭:神州(中国)人の見た感動の数々(下)

(明慧日本)オークランド在住の台北経済文化事務処所長・楊高栄氏は、「神韻」の公演を観賞後、次のように話した。「非常に、非常に感動させられた! この公演は始めから終りまですべて本当の中華文化を演じているので、男性たちの強さ、女性たちの柔らかさは世界最高のものです。唐の時代を想像させます。深く印象に残りました。一生忘れるとはできません!」。

オークランド在住の台北経済文化事務処所長・楊高栄氏

 楊氏は「『大唐の鼓吏』と『忠を尽くし国に報いる』では男性の強さを十分表現し、『水袖』や、『波間に舞う仙女』では女性の美しさを十分表現している。めったに見られないチャンスでした」と感動しながら話してくれた。

 ニュージーランド中国語作家協会名誉総会長、創会会長・黄戊(ボ)昆氏は、「神韻」オークランド第3回目の公演を観賞した。黄戊昆氏は「この公演の舞踊は非常にプロレベルだと思います。演技者たちの動きも非常に柔らかくて綺麗。皆さんは若くて非常に高い才能を持っているので、彼らの将来はきっと明るく、驚くほどのレベルに到達すると思います!」と語った。

ニュージーランド中国語作家協会名誉総会長、創会会長・黄戊(ボ)昆氏

 黄戊昆氏は、「岳飛の『忠を尽くし国に報いる』の演目は素晴らしい。岳飛の詩である『満江紅』が大好きです。岳飛は国のために戦いました。しかし、悪人の秦檜によって殺害されました。その歴史の物語はとても感動的ですよ!」と話した。

 台湾からの移民である石油探査エンジニアの許作謙さんは、カナダのカルガリーに30年以上も住んでいる。今回は一家4人でカルガリーでの「神韻」最終公演を観賞した。

「神韻」の最後公演を観賞した許作謙さん一家4人

 前半の公演が終わって休憩の時に感想を聞くと、許作謙さんは「『神韻』ははるばる我々に福音を届けに来てくれました。非常に感動しています。私は今までの人生で一度もこのような公演を観たことがありません。感動して涙が出ました。『大唐の鼓吏』は中国人としての誇りと大きい志を演じてくれました。非常に感謝しています!」と語った。

 「今、多くの中国人は、『われわれ中国人はやっと世界に認められた。偉い!』と思っているかもしれません。ただ、安い労働力で認められたのでしょう? もしくは安い商品をたくさん作ったことを誇りに思っているのでしょうか?  今回の公演を観て私はその回答が見つかりました。我々中華人は自分たちの輝く中華文化を失ったことこそ我々のもっとも痛いところです。今日、『神韻』が世界の前で中国人の誇りを見せてくれました。今日の会場は中華人、東洋人ばかりではなく、西洋人も中華伝統文化の魅力を実感したと思います。『神韻』は我々中華人の誇りです」と許作謙さんは話した。

 「最も私の心を動かしたのは『昇華する蓮』です。3人の法輪功修煉者が暗い闇の中で自分の信念を持ち続け、圧力に負けず頑張った姿、そして正しい信念のために命を失った女の子が天の神様に迎えられるシーンを見て涙が止まりませんでした。これは『善には善の報いがあり、悪には悪の報いがある』という昔の諺ですよね」と許作謙さんは話した。

国民党の退職将軍・陳洪鋼博士

 陳洪鋼博士(84)は、国民党の元将軍である。世界黄埔軍校の同窓会の会長、アメリカアジア作家協会会長、中華新報発足人且社長、ハワイ中国系協会会長、帝舜文化国際大学学長、世界文化交流協会理事長などの数々の要職を歴任してきた。陳博士は「神韻」台湾公演を何度も観賞している。今回は病気治療中の妻とはるばる離れた所にいる2人の娘を連れて公演の会場に訪れた。「『神韻』は中華伝統文化を世界中に広げ、中国に対する世界の見解を変えてくれました。『神韻』は平和の天使であり、とてもとても偉大です」と陳博士は高く評価した。

 陳洪鋼博士の次女・陳佑群さんは、米国ミシガン州在住でコンピュータエンジニアである。彼女は両親と一緒に「神韻」を観賞後、「母は言葉も少なく、病気にかかっていて、たまに私が誰かも分からなくなります。今日、母は以外にも言葉が多くて、おそらく失われた記憶が戻ってきたようです」と話した。

 台湾高雄交響楽団団長・蔡淑媛氏と高雄交響楽団行政総責任者・蘆逸祥氏は公演を観賞後、『神韻』と出会うのが遅かったと感じたという。

台湾高雄交響楽団団長・蔡淑媛氏(右)と高雄交響楽団行政総責任者・蘆逸祥氏

 蔡淑媛氏は、「舞踊はすべての物語を細かく、身体の動作で非常に完璧に表現できました。特に歌唱は仏の教えから人間はどのような道を歩むべきかなどの人生の理を、我々に分かりやすく教えてくれました。私はいつの間にか涙がこぼれ落ちていました。非常に感動的です!」と高く評価した。

 そばにいた蘆逸祥氏は、「今までいろいろな公演を観てきたが、『神韻』はその企画から、編集、編曲、非常に細かいところまで大変な工夫がされていると思います。私にはすべてが斬新に見えました。ビジュアルの動と静の画面は非常にうまく組み合わされています。見た人の目と耳、特に心が喜んでいるでしょうね」と話した。 

高雄市天韻舞踊団団長・楊智強氏

 高雄市天韻舞踊団団長・楊智強氏は、「この公演は始めから終りまですべてが中華伝統文化の薫陶です。海外でこうした公演を見ることができるなんて凄いです! それにしてもアメリカの舞踊団でしょう。感動しますよ!」と話した。

 中国本土で『神韻』と会いましょう

 アメリカ『神韻芸術団』は全世界66カ所の主要都市で合計215回の公演を実現した。その際、多くの中国本土や海外に永住した中国系や中国人と出会った。その多くが中国人としての誇りを感じ取った。『神韻』は誇りを持って、伝統中華文化を世界に披露した。中国本土で『神韻』を観賞できる時期が近づいているように感じる。早く中国本土で失われた中華伝統文化の再現を見たい。これは全世界の中国人の願いである。

 2008年5月20日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/14/178264.html