新しい修煉者の体得
文/大陸弟子
(明慧日本)私は大陸のある病院の医師で、大法と巡り合えたばかりの新しい修煉者でもあります。大法を修煉してから、学法し心性が向上する中で、何度も大法の奇跡を体験することができ、いっそう修煉する決心を固めました。
(一)
ある日、私達の診療室に新しい設備が導入され、業者の人が設置をしに来ました。彼らが室内に入った時、私はある器具を持って注意深く調べていました。設置する業者の人は取り扱いの説明書を見ながら準備するばかりで、操作の過程で彼らの注意不足により、私の指1本が強く壁にぶつかって当たりました。その時「トン」と音がして、彼らはやっと気つき、手にしていたものを置き、私の傷を見に来ました。
この時、私は『転法輪』中の「物事の善し悪しは人間の一念によるものであり、その一念の違いによって異なる結果がもたらされることがあると、われわれは言います」を思い出しました。師父の法が私の心に確かにありました。私は大丈夫、どんな問題もありえない。ここまで思ってから私は、ゆっくりと押さえ付けられた手を抜き出しました。指が挟まれて多少扁平になっただけで、しかし皮膚には損傷もなく、動きにも支障がありませんでした。彼らはこのすべてを目撃して、皆不思議に思いました。大きな衝撃だったのに、なんの損傷もなく、本当に不思議でした。確かに何事もなかったのを見て、彼らはまた引き続き設置の仕事にかかりました。私はその中の1人が歩きながら独り言を言っているのを聞きました。「本当に不思議だ。今日は本当に奇跡を目の当たりにした・・・」と。
実は私の心は明らかに、師父が私を保護してくださっていたことが分かっていたのです。
(二)
ある日、私は出勤したばかりのときに、突然腰部が疲れたように膨れて痛みがありました。最初はあまり気にしませんでした。私には、ヘルニアの持病があり、軽かったり重かったり、いつも再発をくりかえしてしていました。そこでヘルニアがまた再発したと思ったのです。手元の仕事が終った後、私は座りました。しばらくすると、身体がすこし動くと、腰部のあたりの皮膚が服との摩擦によって、ヒリヒリ痛みが出てきました。私は無意識に手で触ってみると、腰部は感触だけではなく、水ぶくれがありました。これは私の経験から診て「帯状疱疹(俗称が腰巻丹)」に間違いないと思いました。
このような病業は、長年修煉して多くの難関を乗り越えてきた古い修煉者にとっては、大したことではないかもしれません。多くの人は甚だしきに至っては、生死の瀬戸際に臨んでも、師父を信じて法を堅持する信念を持って、毎回毎回乗り越えています。しかし私のような新しい修煉者にとっては、特に自分自身はずっと医療に従事しているので、この病気を診療した経験があります。今、実際に自分が罹ったのです。最初の段階で心の中では、やはり多少戸惑いがありました。
私は大法から、今日大法の修煉に入って個人の修煉と正法修煉が一体になり、どんな情況があっても、すべて正念を持って対処すべきだということが分かりました。
師父は説法の中で言われました。「修煉者が重んじているのは、正念です。正念が強ければ、何でも食い止めることができ、何でも行なうことができるのです」。(『ロサンゼルス市での説法』)。
自分自身の業力の状態に対して、もし私が病院の治療法を取ったら、それはつまり常人の観念です。もし常人の疾病と思わなければ、それこそ修煉者の正念です。修煉は絶えず人間の各種の執着、観念を取り除き、修煉者の正念を強め、そして充実させるのです。
師父に説法の中で明示していただきました。「しかし、修煉は厳粛なことであり、人心に対する試練に加減はありません。執着すればするほど、気分が悪く感じます。病院に行って検査すれば、病気が重くなったという結果が出されます」(『2004年ニューヨーク国際法会での説法』)。「動揺しない人なら、業を滅することができます」(『転法輪』)。
家に帰ってから、私はいつもの通り法を学んで煉功し、そして絶えず発正念をして、他の空間内にいるすべて大法を迫害する邪悪要素を一掃するようにしたのです。それ以後、3日間痛みがますます重くなりましたが、しかし私の正念は学法の過程でますます強くなりました。私はいつも師父が『転法輪』の中でいわれたことをしっかりと覚えています。師父は「苦しければ苦しいほど、物事が極まれば必ず逆の方向へ転化するので、身体全体が浄化されようとしており、浄化されなければならないことを苦しさそのものが物語っています。病根はすべて取り除かれており、残りはほんの少しの黒い気で、それを外に発散させるので、あなたにほんの少しだけ難を与え、ちょっとした苦しみを嘗めさせることになります。 あなたが全然苦しみを嘗めないわけにはいかないのです」。本当に奇跡のように不思議で、この病業の関を乗り越えたら、すぐに痛みがなくなり、1針、1錠の薬をも使わず治り急速にすべてが消えました。
更に思いもよらなかったことは、今回の腰部にあらわれた業力が過ぎ去ってから、もともと持病のヘルニアも治療せず自然に治ったのです。すべての活動が心配なくできます。医者として、新しい修煉者として・・・も。私は自らが大法の健康保持のすばらしい効き目を体験しました。
私はこれからの修煉の道において、法を師にして、絶えず法の中で精進して行きます。職業の条件を利用して、私の頭の中から悪党の文化を駆逐するよう、真相を説明し、悪党を脱退させ、目の前にかつてない修煉の機縁を大切にして、一刻も早く本来のすばらしい家に帰りたいと思います。
新しい修煉者の体得であり、妥当でないところはご叱正ください。
2008年5月23日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/4/4/175761.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/4/26/96748.html)
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