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米ニューヨーク:中国総領事、中国人集団襲撃事件の策謀認める

(明慧日本)米国・ニューヨークに駐在する中国領事館の彭克玉総領事が、最近ニューヨークのフラッシングで発生した現地中国人集団の「脱中国共産党(脱党)支援センター」に対する襲撃事件に、自らが参与・策謀したことを明らかにする電話録音が、最近、「法輪功迫害国際調査組織(WOIPFG)」により公開された。

 電話録音によると、襲撃事件の核心は「脱党支援センター」が「中国共産党に反対し抗議した」からだとし、最近四川で起きた大地震と四川大地震被災地への募金活動とは無関係であることが明らかになった。彭総領事は電話の中で、領事館関係者と自分自身が自ら、同事件に参与し、事後、襲撃事件に関わった中国共産党政権を支持する華僑団体を訪れ、「感謝」の意と「支持」を表明したと述べた。
米・ニューヨークの中国総領事館・彭克玉総領事


 次は「WOIPFG」により提供された彭克玉総領事が同組織の調査員と電話で話した内容の一部である。

 調査員:今回の事件は、非常にうまくいった。どのように組織したのか?

 彭氏:彼らが中国共産党に反対し、抗議しているからだ。私は数日前にも現場にいた。我々は非常に気をつけなければならない。そうでなければ、中国総領事館が背後で煽っていると言われかねないからだ。活動に参加した人たちは、戻ると私に報告する。この類のことは私が良く知っているから、秘かに励ます…私は現場にいたし、皆の気持ちが奮い立っているようだった。初日に、法輪功(ファールンゴン)関係者たちが来た時、数百人の中国人がその関係者らを取り囲んだ。その後混乱状態になり、最終的に警察が法輪功関係者らに現場から離れるよう説得した。2日目も同様で、混乱は初日よりひどかった。それから昨日も、一昨日も、すでに4〜5日続いている。

 調査員:どのようにして、一気に大勢を手配できたのか? 秘訣を教えてください。

 彭氏:秘訣なんていうものではない。華僑関係に関して…華僑団体の場合、チベット事件発生後、五輪トーチリレーの後に、彼らの情熱は非常に高い…勿論、今回の地震発生後、すべては私が華僑団体の間を走り回り、彼らに対して感謝の意を表した。実際、月曜日には私は2回の会議に参加したほか、すべての華僑団体、8、9カ所前後を回ったので。彼らの会館を訪ね感謝の意を表明した。それは非常に重要だ。法輪功関係者らがその付近で活動しているからだ。

 調査員:領事館は華僑団体に対して、同じような思想宣伝活動を行っていないのか?

 彭氏:どういう意味か? 

 調査員:たとえば、暗示したとか…。

 彭氏(笑って):それはある! 正直言ってある。ただ、このことは対外的に言ってはならない。我々はやっている。場合によっては、華僑たちに対して、話に含みのあることもする。私自身がしょっちゅうやっているし、特に今回がそうだ。あなたが言うような、相手に暗示を与えるように話をすることは、私はいつもやっている。今回もそうだ。私は華僑たちに対して、「文章や記事を作成するなりしたらどうか」とか、彼らを励ます。今日も中央テレビ局の者に、「これらの現象を撮影すべきだ」と勧めた。確かによい効果が得られる。正直言って、私は水面下で密かに行うしかない。

 彭氏:…ニューヨークにいる華人の情熱ぶりは、直接接して話しただけでも、効果がぜんぜん違う。そうであれば、華僑たちに会いに行けばよいのだ。会うだけで、華僑たちとの心の繋がりが強くなるからだ。彼らは…例えば、法輪功と戦って戻ってくると、私は彼ら一人ひとりに対して、握手し、感謝し激励する。こういうことをやらなければならないし、ここまでしなければならない。勿論、私はその場で、法輪功修煉者たちの前ではやらないが、私の車は遠く離れた所に停め、彼らに見られてはならないからだ。これについて、私は非常に気をつけている。万が一ばれたら、相手に攻撃される弱点を握られてしまうから良くない。しかし、華僑たちはここまで来てくれるから、私に相手を追い出した云々を報告してくれるのである。そうすると、私は彼らと握手をし、感謝の言葉を送り、励ます。それに加えて、私は昨日開いた記者会見の中で、さらに法輪功を非難した。今日は各メディアがすでに報道した。特に「僑報」が、非常に詳しく報道してくれた。 

 (録音内容は以上)

 ニューヨーク東部時間23日、ニューヨークのあるメディアの記者が明らかにした情報によると、ニューヨークに駐在する中国領事館の彭克玉総領事は再びフラッシング中心の図書館付近に現れ、ニューヨーク脱党サービスセンターの付近で暴力を振う者らを励ました、という。

 2008年5月24日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/24/179088.html