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法輪功訴訟事件を聴講して修煉を始めた大連の司法官が、不法に判決を下された

(明慧日本)遼寧省大連市甘井子区裁判所の紅旗法廷の李徳君裁判長は、不法な法輪功修煉者の裁判を聴講して、意志の堅い法輪大法「真・善・忍」の修煉者になった、2007年6月に中共政府に連行されて迫害され、2008年2月、不法に3年の刑罰を下された。現在依然として大連の鉄道留置場に拘禁されている。

 李徳君さん(男性)は、1954年11月4日生まれ。1999年、中国共産党が法輪功を弾圧した当時、大連市甘井子区裁判所の政策研究室の主任をしていた。そのころ李さんは不法な法輪功修煉者の裁判案件を大量に聴講した。聴講しているうちに、不法に裁判される法輪功修煉者が皆罪を認めないことを奇異に感じ、それにより法輪功を理解することを始めた。

 『転法輪』などの法輪大法の書籍を読んだ後、李さんは法輪大法の広くて深い内包に深く心服し、このような信念は人類の社会道徳を向上させる巨大な力であると認識し、それから大法の修煉の道を歩み始めた。

 李さんは紅旗法廷の裁判長を担当した後に、法輪功の書籍の中で教えられた身を処する道理で、人々にどのように良い人になるか、社会人としてどのように役立つ人になるかを伝えた。それから、すべての法廷に来る人にどのように1人の本当のよい人になるかを知らせるために、李さんは李洪志師父の『富而有徳』、『修内而安外』などの経文を額にして、法廷の壁に掲げた。

 2007年6月21日、李さんは大連市の国保大隊の10数人に連行された。その時、大連市委員会、市政治法律委員会は、「ダボス会議を順調に行うことを保障するため」を理由として、公安局、安全局、各企業・国家機関などが法輪功修煉者に対する監視を強めることを要求し、しかも6月18〜21日の間、集中的に数十人の法輪功修煉者を捕えた。

 李さんの妻は失業し、娘は中三で、両親はすでに80余歳であった。李さんは連行された後、妻と娘は彷徨って頼るところがなく、経済上苦しい立場に追い込まれた。母親はこの深刻な打撃に耐えられず、2007年末に重病で世を去った。

 2007年12月、大連市「610公務室」の頭目・都本有の唆しの下で、李さんは大連の普蘭店市裁判所で不法に3年の刑罰を下された。李さんは承服せず、上訴したが、2008年2月末に大連市中級裁判所に不法に前回と同様の判決を下された。

 中国共産党人員はさまざまな方法で精神面から李さんを迫害した。彼らは李さん一家が分散し肉親を失った現状を李さんに罪をなすりつけ、李さんの家庭の情況に対して同情を装い、指導者、同僚、友達など各方面の人を利用して、李さんに罪を認めるように説得した。反省文を書いて過ちを認めれば家族と面会でき、公職に復帰できると言ったが、李さんは自分の無罪を堅持し、断固として無罪釈放を求めた。 

 国際上のすべての正義の力が、李徳君さん及び家族が中国共産党に迫害されている事実に関心を持つことを呼びかける。中国で発生しているすべての法輪功修煉者に対する迫害に注目して欲しい。

 2008年6月2日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/5/30/179395.html