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震災後、人々に真相を伝えて体得したこと


 文/四川省大法弟子

(明慧日本) 四川省ブン川で発生した「512」大地震は数万人の命を奪い去り、数十万人が負傷し、多くの家庭は瞬時に解体し、身内を失い、そのむごたらしさは見るに忍びないほどである。

  地震発生後、都市生活はすべて変わった。人々は続々と戸外に逃れ、店舗は閉鎖し、多くの商業活動が停止して、ふだんの日常生活に大いに影響している。多くの人々は家に帰ることを恐れ、一部の地方ではインスタントラーメンやミネラル・ウォーターの買い溜めをし、夜は公園や広場、高層ビルのない通りに沿ってテントを組み立て、また人々は地震発生後の驚き慌てた恐懼について取り沙汰している。すでに地震発生後10数日経過したが、家に帰った住民は少なく、多くは戸外に住み、どこを見ても荒れ果てて無残な光景である。

  この間、人々は真相を理解しやすくなり、「三退」(党、団、隊から脱退すること)をした人も多くなり、たくさんの人々が大法の真相を積極的に知ろうとし、そして真相を理解した。インターネットの封鎖を突破するソフトウェアをもらった友達は、皆喜んだ。夕方になると、都市の通りに、あるいは長距離バスの停留所に、書籍や新聞を売るブースが多く設けられる。私は何回もわざと『九評共産党』を売っているかどうかを聞いた。この効果はとても良く、たくさんの販売員はこの本を知り、禁書であるため売ることを恐れていると言った。傍で聞いている人々が好奇心で、『九評共産党』について質問する時、彼らに主な内容を紹介することができた。

  中共のマスコミの宣伝に騙された多くの人々は真相を知らず、政府の地震後の偽りの宣伝を信じ、中共は所謂五輪の安定を必死に保全するため、発生前に地震状報を入手しながら、学校や大衆には知らせず、人の命を塵芥のように扱ったことを知らなかった。

  地震前に軍需産業の企業や核施設には地震予報を知らせ、それぞれに保護することができた。炭鉱にも知らせ、3日前から立て坑に入らなかった。知らせた企業などは予防をし、損失は比較的小さかった。しかし、学校や大衆に対しては、真相を隠して言わず、このごろつき政府は本当に理性を失ってしまっている。今回の大地震で、中共の各級政府の腐敗のため、手抜き工事があちこちで暴露され、被害が大きい被災地域の学校は多数倒壊し、生き埋めになった生徒達の惨状は今回の災害で最も悲惨であった。これらの事実を通して人々に真相を伝える効果はとても良く、多くの真相を理解した人々は夢から覚めたと感じた。

  歴史の最後の時期に、世の中の人々は平安を願っているが、早く真相を知り、共産党及び関連組織から脱退することこそ、本当の平安を求める唯一の方法である。

 2008年6月2日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/5/25/179121.html