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吉林通化市の法輪功修煉者・孫挙萍さんは不法に労働教養された

(明慧日本)2008年4月23日、吉林通化市の法輪功修煉者・孫挙萍さんは、自宅に無断で侵入してきた悪辣な警官に強制連行され、暴力的な迫害を受け、のちに労働教養3年の刑を言い渡された。

 2008年4月23日午後4時、通化市の法輪功修煉者・孫さんが、新駅付近の貸家に一人で居た時、家主がノックしたのでドアを開けた途端、2人の警官が孫さんの腕を背中に回して床に突き倒し、孫さんのヘアピンで強く押した。

 その後、部屋の中を強制捜索した。孫さんに、証明書を出すよう言ったが、無視したため、雑貨入れの箱を奪い、孫さんの頭に布を被せ、強制的に車に押し込み連行した。

 桃源派出所に連行され、独房に入れられた後、「鉄の椅子」に縛られた。孫さんは、警官に強制連行は違法だと言ったが、警官は嘲笑し、「どこかに行くとき一声掛けろ」と言った。孫さんは「これが強制連行の理由ですか?」と聞き返したが、返事はなかった。

 暫くして、警官はやっと孫さんの頭に被せたものを取った。

 一人の警官がファイルを持ってきて、不法に訊問を始めようとしたが、孫さんは拒否した。

 桃源派出所の所長は「お前は法輪功を修練したいやろう、修練したら捕まえてやる」と罵った。

 孫さんは椅子に縛られ、7時間以上経過した後、長流留置場に移送された。

 髪の毛を引っ張られながら車から降ろされた。孫さんの右手に深い傷と、左手にも同様な傷と3センチの傷が2カ所あった。他に腹部と腰部も痛めつけられた。

 この期間中、何度も家宅捜索され、嫌がらせを受け、監視された。

 過去数年間、孫さんは何回も誘拐、監禁、不法労働教養を受けてきた。

 2000年5月下旬、北京へ行くため瀋陽で桃源派出所に止められ、1カ月不法監禁された。

 2000年7月、「北京へ行かない」という保証書を書かなかったため、52日間不法に監禁された。

 2001年2月、強制的に思想転化班へ連行された。

 2001年6月、連行され、不法に家宅捜索され、1年間労働教養を科された。

 2003年8月、不法に3年間労働教養を科され、65日間も延期させられた。労働教養所で孫さんは、思想転化しなかったため、まず直立させられ、睡眠を禁じられた。警官は、蹴ったり、殴ったりを繰り返し、スタンガンで電撃された。毎日18時間から22時間ぐらい強制労働をさせられた。また孫さんが不法な強制労働に抗議したため、食事を与えず、トイレにも行かせず、睡眠の禁止、刑期延長などあらゆる迫害を受けた。

 2008年4月23日孫さんは、また、通化市二道江区桃源派出所に連行され、不法に3年間の労働教養の刑を言い渡された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年6月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/5/29/179349.html