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子供の日:被災生徒の父母が、子供のために正しい道理を求めた(写真) (明慧日本)6月1日(日曜)、子供の日の午前、四川省都江堰新建小学校の震災で被災生徒の父母数百人が廃墟になった校内の現場に集まり、失った親しい肉親を哀悼した。新建小学校は今回の震災で243人の生徒が犠牲になった。
BBCの報道によると、数百人の被災生徒の家族が新建小学校のグランドに集まり、犠牲になった子供のために正しい道理を求めた。家族たちは亡くなった子供の生前の写真を捧げ持ち、全員が「被災生徒のために正しい道理を求める」のTシャッツを着用していた。 周りを見れば分かるように、一つのホテルや数棟の民家を含め、学校周辺の建物は震災の中で倒壊せず、いくつかの建物は割れ目さえ見えないほどである。しかしながら、新建小学校はすっかり倒壊してしまった。家族たちは、校舎が倒壊したのは建築の質が極めて悪いからだと指摘した。 ある母親は声も立てずに泣きながら、「何年か前に、私たちは募金で校舎を再建する努力をしたが、結局学校側に否決された。今は娘が亡くなった」。 家族たちは順番に廃墟になった教室の前でお辞儀をし、線香やろうそくに点火する人も多かった。ほとんどすべての人が泣いており、嘔吐や卒倒する人もいた。 被災家族の傅学忠さんは、「これは20%が天災で、80%が人災だ。どうしてこの周りの建物は無事で、ここだけが倒壊するのですか? 私たちは犠牲になった子供たちのために正義を求めて、戦う決心をした。永遠に放棄せずに、とことんとやり遂げる」と述べた。 今回の震災で、都江堰の一地域・三つの学校だけで1200人あまりの生徒が犠牲になった。都江堰政府の公表した数字によると、新建小学校の被災生徒数は243人。新建小学校の他に、都江堰聚源鎭にある聚源中学校と向峨郷の向峨学校、合わせて約1000人の被災者と400人あまりのけが人 が出ている。 2008年6月4日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/2/179590.html) |
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