同修へのアドバイス
文/如意
(明慧日本)四川大震災発生後、中国共産党はこの災難を利用して、法輪功修煉者に対する憎しみを煽動するため、罪を着せ、禍いを転嫁した。同修たちはこの事件に対して心を痛めると切迫感が生じるが、時間に対する執着と人的な悲憤や情などが出てこないように注意してほしいと思う。今最も重要なのはなんといっても人を救うことだ。そのために、冷静と理知が必要だと思っている。
修煉者として、この肝要な時に引き出された種々の人心と憤慨は、人の「情」ではないだろうか。この緊迫した時期に必要とするのは冷静と理知で、人心から出た「情」ではない。くれぐれも邪悪に弱みを捕まれてはならず、口実をも残さないのだ。最後の時に衆生済度のすべてのチャンスを逃すことなく、更に珍重すべきだと思う。
今現在、世の人々は目覚めつつあり、我々法輪功修煉者に接する意欲が徐々に湧いて来ている。我々修煉者として、自分の言動を厳しく律することが必要で、他人の不幸を喜んではならず、興奮や焦りなども生じてはならない。いっさいの過激で高調な言動はすべて人を外に押すことになる。結局、現代人はなかなか神を信じておらず、この生命体はいったん押し出されたら、次に機縁があるかないかも分からない。
心を落ち着かせて、平穏、理性、理智、平和、慈悲で衆生に接し、衆生はあなたが信用できて理解し合える良い人だと感じることができ、道理にかなってあなたの善を勧めることを受け入れるのだ。
そして、「法の弟子は魔難を受け、衆生が滅せられる」、衆生を救うことが迫った時、更に安全を注意することを念頭に置くことで、いったん興奮してしまうと、理智でなくなり、安全の顧慮も見落としがちになり、くれぐれも注意すべきことである。これは恐怖心ではなく、更に多くの衆生を済度するための責任感と慎重さをもつことで、本当の慈悲心だと思う。
近頃、中国共産党は国内外を問わず、狂犬のように気が狂ったように叫んだり攻撃したりし、自分の滅亡に加速しているにしかすぎず、世の人々が中国共産党に対する嫌悪を強める一方で、我々にとって、更に多くの真相を言い伝える絶好のチャンスとなった。しかしながら、同修たちも自分の内面に向かって、自分がしっかり行っていないため隙に乗じられるところはないかを、深く探してみる必要があると思う。
師父は、「非がないことは人心であり、心があることは悲ではない」とおっしゃった。一部の同修は興奮気味でいるため、少し落ち着くべきである。我々神の道を歩む修煉者にとって、動かされたのは人心で、我々はもっと高い理の要求があるのだ。
以上は個人の意見で、間違いがあればご指摘ください。
2008年6月4日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/5/30/179283.html)
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