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黒龍江省巴彦県の警官:オリンピック開催を名目に法輪功修煉者・姜志さんを迫害

(明慧日本)2008年5月6日、黒龍江省巴彦県富江郷の法輪功修煉者・姜志さんは、帰宅途中、巴彦県富江郷派出所の数人の警官によって富江郷派出所へ連行され、その後巴彦県留置場に移送された。

 巴彦県富江郷派出所内で、一部の法輪功真相資料を見つけたため、劉彦洪所長は証拠もなく姜さんが送ったものと思い込み、オリンピック開催の直前に修煉者が北京に陳情することを恐れ、自分の官職を守るため、巴彦県富江郷派出所前を通りがかった姜さんを連行した。

 48歳の姜さんは農村の民である。法輪功を修煉する以前は、さまざまな病気に罹り収入はほとんど病気の治療に使ったため、生活は苦難を強いられた。修煉を始めると姜さんの病気は完治され、生活は豊かになった。

 1999年7月、中共は全国範囲で法輪功への迫害を始めた。2000年5月、姜さんは修煉者として純粋で善良な心を持って北京に陳情したが、巴彦県悪辣な警官に連行され、巴彦県留置場に拘禁された。労働教養1年の刑罰を科され、黒龍江省尚志市一面坡労働教養所に移送され、その後、綏化労働教養所に移され、続けて迫害された。

 姜さんは、富江郷の誰もが認める品行方正な人である。住んでいる村から大通りまで約500メートルのぬかるみの道路があり、冬に大雪が降ると、出入は非常に困難となった。姜さんは、1人無報酬で雪道を清掃し、大雪の時など数日連続清掃することもあった。郷と村の政府は誰も管理しないので、春、夏、秋など、姜さんは無報酬で地ならしをした。村の人々はこの道路を「大法路」と呼んでいる。

 また、長い間、近所の貧しい人々の靴や鋏の修理をし、村の人たちに喜ばれていた。姜さんの母親は80歳余りで、両眼が失明しているため、姜さんの親孝行な様子は皆に知れ渡って有名であった。

 2008年5月3日、巴彦県富江郷派出所・劉彦洪は、オリンピック開催の名目で巴彦県富江郷派出所前を通った姜さんを連行し、巴彦県公安局国保大隊・李軍副大隊長と一緒に家財を押収し、その後、姜さんを巴彦県留置場に拘禁した。

 家族は、姜さんを救出するため手を尽くした。両眼を失明している80歳余りの母親も派出所と公安局に行ったが、悪辣な警官は人情、良知、道徳を顧みず、巴彦県公安局・張維久政治委員、国保大隊・李文軍大隊長、李軍副大隊長、県「610弁公室」・張志民主任と富江郷派出所劉彦洪所長は、そそくさと秘密裏に姜さんに1年の労働教養の刑罰を科した。

 家族に知らせることなく、哈爾浜万家労働教養所に移して迫害している。

 哈爾浜市の同修たちは、姜さんの万家労働教養所での情報を提供するよう呼びかけている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年6月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/2/179556.html