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法輪功修煉者・劉権さんは大連市南関レイ刑務所で迫害されて死亡

(明慧日本)遼寧省本渓市の法輪功修煉者・劉権さんは大連市南関レイ刑務所で迫害され死に至った。年はまだ52歳。2008年5月4日の朝、南関レイ刑務所は家族に電話し、劉権さんが午前2時、突発性心筋梗塞で死亡したと言った。5月5日、家族が劉権さんの遺体を見た時、顔色は黄色く目のくぼみと口は紫色を呈し、背中には広範囲にかたまったような紫色の鬱血があり、鼻腔には綿がいっぱいつめてあった。

 警官はカメラや携帯電話で写真を撮ることを許さず、死体の検査を許さなかった。また遺体を本渓に持ち帰ることを許さず、死者に衣服を着せ火葬までの全過程は、すべて警官の監視のもとで進められた。遺体が火葬された後、家族は骨灰が黒くなっていることに気づいた。劉権さんは刑務所の人員に長期にわたって毒薬で迫害された可能性があることを示した。

 劉権さん(男性)は、本渓市電気通信会社の保衛課の課長であった。1995年法輪功を学んで修煉すると体は健康になった。2003年5月、邪党人員に密かに連行され不法に拘禁された。2003年7月、本渓市平山区の裁判所は秘密に開廷し、不法に12年の刑を下した。劉権さんは上訴を行ったが、本渓市留置場は彼の上訴を2日間取り押さえ関連部門に渡さなかった。その為裁判所は上訴を却下した。

 劉権さんは相前後して不法に本渓大白楼刑務所、遼陽市の刑務所、大連市南関レイ刑務所に拘禁されたことがある。遼陽市の刑務所に拘禁された時、警官は受刑者に指図して、法輪功修煉者に対して24時間監視し、記録を行った。トイレに行くにもすべて詳しい記録をしなければならなかった。そして思う存分ののしり、殴り、人身の侮辱を行った。2004年12月20日、区長の許長海は法輪功修煉者に列をつくって行進するように強制した。劉権さんは足が痛くて歩くことができないと言ったため、許長海は怒り、40人もの前で劉権さんを殴りはじめた。殺人犯の徐建維は共犯者となり、許長海と2人で劉権さんを地に打ちのめし、打ちながら、汚い侮りとののしった。劉権さんは打たれ傷つき、ベッドの上に長い間横たわった。

 2006年4月7日、刑務所に副刑務所長と1群の機関人員がきた。劉権さんは自分がめった打ちされたことを訴えた。凶悪な警官・許長海は、「警官があなたに何回かびんたしても傷つけたとは言えない」と言った。これは(金+華)子刑務所の強盗の論理である。2006年4月10日に刑務所は劉権さん、白鶴国さん、呂雲清さんなど10人の法輪功修煉者を生産区へ移送して、更にひどい迫害を行った。

 2007年12月19日、邪党人員は何人かの法輪功修煉者を(金+華)子刑務所から南関レイ刑務所に移送した。その中の法輪功修煉者・白鶴国さんは、2008年1月5日頃に南関レイ刑務所で警官・張樹義に指図された受刑者・周某某により無残に打ち殺された。事情を知っている者の情報によると、白鶴国さんの遺体の頭部には1つの大きな凹みがあった。舌は傷があり外に露出して、足は断ち切られ睾丸はぼろぼろになって、痩せて骨と皮になっていた。

 劉権さんは2008年5月4日、大連市南関レイ刑務所で迫害されて死に至った。法輪功の国際組織に劉権さんの死因を調査し、劉権さんを殺した犯人に対し法に照らして制裁するよう呼びかける。

 2008年6月6日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/6/6/179804.html