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正義たる女性警官

(明慧日本)ある日の晩、大法修煉に入ったばかりの私が付近の団地に真相資料を配布している時に、パトロールの警官に出会った。当時私はかなり恐れていた、自分の安全を恐れたのではなくて、せっかく手に入れた真相資料が警官に廃棄されることが心配だった。私は警官の追跡を避けたかったが、すでに遅かった 。

 女性警官は「あなたが配布したのは法輪功の真相資料ですか?」と尋ねた。私は大法の修煉者として「真・善・忍」の「真」に従わなければならないと思って、否定しなかった。意外にも、「私に一通を見せてくれる?」と彼女は貴重な品を求めるかのようだった。

 私は彼女に週刊新聞を渡した。彼女はきめ細かく読み終えて意外にも涙をこぼした。そして「これを見て、やっと地震被災地区の真相が判った。やっと民衆が文句を言ったことは上(政府)に定められたもめ事を起こすことと社会の安定を破壊するのではないと知っていた、もともとは真実だった! 私の従弟は綿陽地区に在学中で、今度の地震で遭難にあったと思う。しかし当局の公表した名簿の中に彼の名前がなかった。彼は現地の住民なのに、当局の長期住民の登記の中に彼の名前がないです!」と述べた。

 我々はたくさん話し、彼女は長い間、連絡がとれなかった小学校の同級生だと分かった。彼女に中共悪党の悪行と天安門焼身自殺事件まで話すと、彼女は最初は多少疑ったが、ずっと証拠がなくて、さらに悪党のニュースがどんどん放送され続け自分も迷ってしまったと語った。それから彼女は大学を卒業して警官になったが、ずっと法輪功を誹謗せずに、中立の態度を採っていた。

 そこで、私は彼女に焼身自殺事件を暴露するキュメンタリーの『偽火』をあげた。私は秘蔵していたVCDを彼女にあげて、ぜひよく見て、大切にしてねと言いそえた。彼女はこのVCDを貰ってとても感動し、きっと注意深く見る、更に更に多くの人に見せて、更に多くの人が真相を理解し、更に悪党に騙されないようにすると表明した。

 引き続いて、彼女は「オリンピックの前にあなたが資料を配布することはかなり危険だ。しかし、しなければならないね。これはあなたの幼いときからの性格だから、ぜんぜん変わっていないね。こうしましょう、資料を私に一部渡してね、あなたの代わりに配布するから。私の身分は特殊で、だれも疑わないから」と言い彼女はまた突然聞いた。「資料はあなたが自分でコピーしたの?」、私は外でコピーしたと答えた。「こんなに駄目だよ、危険すぎる。一足先にコピーしたとしても、(あの人が)その後に通報したら、あなたも逃げられないよ。こうしよう、これからあなたは原稿を私に渡して! 私がコピーしてあげる。ついでにすこし配布することも手伝いできるよ」と彼女は言った。

 共産悪党はきっと死ぬまで、その犯罪の真相を暴き出す資料が自分の機関の中から続々と絶えず印刷されたことを知らいないだろう。私は当時感激の余りに涙をこぼした。そうではないですか! 警官の中にもこのようないい人がいる。人心を失った中共はもう何にもならない!

 私も彼女にきっと安全に注意してくださいと念を押した。彼女は、正義のためには恐ない! 中共の暴力機構はあまりに悪行をし過ぎた。私はいい人になりたいと述べた。

 私は、いい人になるのはとても簡単です、先ず「三退(脱党、団、隊)」から始めましょうと言った。彼女はとっくにも三退のことを知っていたが、ずっと声明を発表する手段がなかった。私は彼女の共産主義青年団と少年先鋒隊から脱退することを発表してあげると承諾した。

 彼女は「私は早くこれらの束縛から抜け出したかった。今日はついにできた! 共産(悪)党はさんざん悪事を働いて、すでに天罰に当たる! 解体の日は遠くないよ! 神様はついに中共を滅ぼそうとしているね! かねてからもこの日を待ち望んでいた! いつ滅びるかなと思って、自分も焦っていた!」と話した。

 私達は名残尽きず語らいをして別れた。最後に、私は1通の明慧週刊を彼女に渡した、派出所のいい人になりたい人に見せるつもりだという。

 2008年6月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/2/179557.html