日本明慧
■印刷版   

カナダ・バンクーバー:人々の心を掴み、幅広く報道された人権聖火リレー(写真)

(明慧日本) 2008年5月28日、法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)が発起した人権聖火がカナダのバンクーバーに到来。国会議員、国際的に著名な人権弁護士デビッド・マタス氏、前ミス・カナダ、非政府団体などがリレーに参加し、少なくとも42社のマスコミが人権聖火リレーについて報道した。

人権聖火を受取るカナダの国会議員ビル・シクセイ氏

 9年にわたる法輪功修煉者への迫害と、生存中の法輪功修煉者から臓器を摘出する残虐行為に対して中国共産党への非難がラリーの焦点となった。ビル・シクセイ(Bill Siksay)議員、人権弁護士デビッド・マタス氏、CIPFG北米地区のクライブ・アンスレイ理事、シマ・ホルト(Simma Holt)前議員が急速に悪化する中国共産党の人権侵害を非難する演説を行い、中国の人権侵害の状況について発言し、人権聖火リレーを支援するよう、カナダ政府に求めた。

 5月半ば、バンクーバーの中国領事館が法輪功を中傷する手紙を市長に送り付け、「法輪大法を記念する月」や「人権聖火リレー」を支持し、また関連イベントへの授賞、参加はしないように要請。両国間の関係に影響が出ることを示唆する内容だった。

 人権聖火リレーの企画に当たる張さんは、楊領事による手紙の送付は外交官協定の侵害に当たるものと解説した。楊領事は、中国共産党政法委書記・周永康の命令により、中国国外で法輪功に対する憎悪を煽り立てようとしている。最近起こった一連の中傷は、四川大地震の中国共産党による対処への批判をそらすためのものと見られる。法輪功の理念「真・善・忍」は西洋社会に広く知られており、中共は全く無駄なことをしていると張さんは語った。

 楊領事の行動は、外交の責務問題を越えて、西洋の民主主義社会における協定に干渉するものだと張さんは指摘している。

 2008年6月11日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/5/29/179353.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/6/3/97848.html