吉林省通化市の法輪功修煉者・隋彦章さん、許英杰さん夫婦は不法判決を下された
(明慧日本)吉林省通化市の法輪功修煉者・隋彦章さん、許英杰さん夫婦が不法監禁された9カ月後の2008年1月17日、通化市東昌区人民裁判所は隋さん夫婦に不法判決を下した。隋さんに7年間、許さんは、4年間の判決を言い渡した。
2008年5月6日、通化市の中級裁判所は隋さん夫婦の上告を却下し、元の判決を維持した。
法輪功修煉者・隋彦章さん(45歳男性)は、吉林省通化市の鉄道三段の従業員。かつて数回不法に連行され、会社のリーダと派出所の警官に強制的に洗脳の迫害をうけた。
1999年8月、仕事中に会社のリーダ・姜鋒が職場で強制的に捜査を行い、『転法輪』一冊と煉功テープを奪われ、強制的に洗脳された。
2001年9月30日、隋さんは四平駅で駅派出所に強制連行された。会社に戻って、派出所と会社のリーダ・脅迫の下で「転向」の強制洗脳をされた。
2002年4月、会社のリーダは隋さんに「保証書」を書かせ、当地の派出所に隋さんのことを報告した。
隋さんは1年間落ち着く居場所がなかった。その間、会社は妻・許さんに数回、11月4日までに隋さんが会社に戻らない時は解雇すると威嚇した。
2003年9月8日、隋さんは、吉林省安図県白河鎮林業局派出所に不法に連行され、午後4時から深夜12時まで、猛打され、ののしられ、「上大掛」された。また、頭部にカバーをかけられて、顔面をびんたされるなど、十数人がその迫害に参与した。半月後、隋さんは正念で留置場を脱出ることができた。
「上大掛」というのは、背中に両腕を回し、手錠をかけられ、紐で両腕を吊り上げて足が地につかないようにし、体重が全部肩にかかる状態で、耐えられないほどの苦痛である。「上大掛」は4時間以上すると、数年間肩と肘関節の力が入らないのである。
2007年4月19日夜9時過ぎ、隋さん、許さん夫婦は自宅にいた時、突然2階のベランダの窓が2度割れる音を聞いた。レンガが台所に飛び散り、割れた窓ガラスの破片がたくさん落ちた。何が起こったのか2人が下に降りて行った時、隠れていた警官に不法に連行された。
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隋さん夫婦は通化市東昌区公安分局国保大隊の5階に監禁され、手錠をかけられ、両足を紐で縛られ、警官2人に見張られた。
翌日の午前、市の「610弁公室」、東昌区公安分局国保大隊、老駅派出所、前鋒社区主任・丁春霞など国保大隊は、強行に隋さん夫婦の自宅の鍵を奪い、誰もいない自宅に入りこんで家財を没収した。パソコン、プリンター2台、衛星アンテナ1台、紙きり機1台、mp4が5個、スピーカー10個、携帯電話5つ、大法の本、真相資料3千セット、「九評共産党」の本104冊など、金額にして1万元以上になる。
夜7時ごろ、荊貴泉、田躍南などの十数人は隋さんの衣服、ズボンを脱がせ、ベッドに押し倒した。荊貴泉はスタンガンで隋さんの体に電気ショックを与えた。一回の電気ショックは、全身を震えさせた。耐えられないほどの苦痛である。全身汗まみれで下着まで濡れた。隋さんの足や腹部、腕などは水泡だらけになり手首は手錠で2つの血の跡が残った。警官らは2時間、迫害を続けた後、夜11時すぎに、通化市長流留置場に送り不法監禁した。
隋さん夫婦が不法監禁されて9カ月たった2008年1月17日、通化市東昌区裁判所によって判決を言い渡され、隋さん夫婦は中級に上告したが却下された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年6月13日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/31/179451.html)
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