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人権聖火は台湾桃園県楊梅鎭に到着 天佑中華を望む(写真)

(明慧日本)2007年8月9日にオリンピクの発祥地であるアテネで点火されスタートした人権聖火は、2008年6月1日、台北に到着し、14の県や市に引き継がれ、13日午後4時30分、楊梅鎭の駅前広場に到着した。楊梅鎭鎭長の彭聖富氏、立法委員の廖正井氏、元行政院首席顧問の邱垂貞氏、県会議員の陳頼素美氏と張火炉氏、鎭民代表の張育彬氏等が来賓として式に臨んだ。

 
人権聖火は13日午後4時30分、楊梅鎭の駅前広場に到着

中国共産党による法輪功への迫害停止を支持し、署名する人々

法輪功が迫害を受けた真相資料に真剣に見入る人々

元行政院首席顧問・邱垂貞氏は、全人類が中国共産党の法輪功迫害の事実に共に関心を持つよう呼びかけた

立法委員・廖正井氏が発言

鎭長・彭聖富氏は楊梅鎭の人権聖火大使を担当

県会議員・陳頼素美氏

中華汽車公司楊梅工場の職員約30人が、人権聖火のために退社時間を利用して、ランニング活動に参加

盧瑞忠教授:この活動は教育に良い機会

楊梅鎭鎭長・彭聖富氏は、楊梅人権聖火の大使として、14万人の鎭民を代表して聖火を迎えた

桃園県は人権聖火が台湾に引き継がれて14番目の中継地である。司会者は活動が正式に始まる前に、現場にいる人々と共に、先の中国四川大震災のすべての被災者たち、および中国共産党の暴力的統制下で迫害され死亡した無数の人々に1分間の黙祷を捧げ、すべての中国人民のために幸福を祈った。引き続き、この活動を支持している現地の政府要人が次から次へと発言し、共に中国共産党の人権迫害を非難し、国民全体が人権を守ることを支持した。

 元行政院首席顧問の邱垂貞氏は、「法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)」台湾地区のメンバーで、かつて4度立法委員を歴任し、現在、桃園県の人権大使を担当している。同氏は挨拶の中で、かつて人権のために自由を失った経験があり、だからこそ更に人権の貴さを感じるのと言った。中国は中国共産党の統治下で人民は自由を失い、人権を迫害するだけに留まらず、生体から臓器を摘出し、法輪功修煉者を迫害する行為は、世界でも類がなく、最も人権を無視した国である。全世界はその行為を軽蔑し、したがってオリンピクの聖火の行く先々で、抗議の声が途切れることはない。同氏は、全世界の人々は中国共産党が法輪功を迫害する事実に、共に関心を持つようにと呼びかけた。

 廖正井立法委員は、自由を求め平和を重んじることは人類の基本的な権利である。しかし、中国共産党がチベットを弾圧する事件が起きた。全世界の人民は共に中国に関心を持つように呼びかけた。そして同氏は、法輪功の修煉者は中国共産党の暴力的政権に直面しても、何をも恐れない精神に対して感服したという。彼はCIPFGが発起した人権聖火に大いに賛成し、みんなが力を合わせて、中国共産党が自由民主を人民に返す日が一日も早く来ることを期待すると述べた。

 楊梅鎭の鎭長である彭聖富氏は、楊梅鎭の聖火大使として会場に臨み、この活動を大いに支持した。同氏は、人権聖火が全世界を順次繋いで、この小さな町に到着したことをとても嬉しく思っていると挨拶で述べた。また同氏は、人権は愛と平和を重んじることと考え、人間同士は必ずお互いに尊重し合い、共に平和を確立し維持しようと呼びかけた。

 人権弁護士の朱婉チー氏はいくつかの呼びかけをしている。

 1、2006年6月、台湾の大陸委員会、衛生署、法務部が「臓器移植配慮委員会」を共同で創立した。馬英九総統は中国の強権を恐れることなく、台湾人民の健康のために実践し続けて、台湾の人民は生体による臓器狩りの 死刑執行人にならないようにしてほしいと希望した。

 2、今年3月23日、人権聖火は香港で任務達成を誓う大会を行った。人権聖火はすでに中国に上陸したため、中国の13億の人民は心の中で聖火に点火し、人権のために立ち上がることによって、初めて中国は進歩する見通しができる。

 3、アメリカ人権法律協会を含む5大洲にまたがるCIPFGとして、この会場の来賓の人々も加入して、国際人権活動の一員になることができればと希望している。

  最後に朱婉チー氏は、「黒い雲は天を遮ることはできない」、中国共産党の統治下の黒い雲は間もなく取り除かれると信じている。そして「天は中国共産党を滅ぼし、天は中華を見守る」といった人権弁護士たち共通の心の声を表明した。

  県会議員の陳頼素美氏は、これは実に意義深い活動で、世の人々のすべては共に中国共産党の暴行と法輪功に対する迫害を厳しく非難するように希望すると述べた。

 来賓の挨拶の後に、全国マラソン記録保持者で、全国年度陸上競技監督最優秀賞を獲得した盧瑞忠教授は、中国科学技術大学、瑞原中学校のスポーツクラス、仁美中学校のスポーツチーム等各学校の教師や学生を率いて、人権聖火を会場まで送り届け、活動をクライマックスへと推し進めた。

  人権聖火が会場に入った後、楊梅鎭鎭長・彭聖富氏は人権聖火大使として、14万あまりの鎭民を代表し聖火を迎えた。鎭長は来賓たちと共に自由と平和を象徴する人権聖火に着火し、現場にいるすべての人々と共に、人権を見守り、中国共産党の迫害を停止するよう求めることを宣誓した。引き続き人権聖火ランニングの活動を開始し、隊列は駅前広場から出発し、道中楊梅鎭の賑やかな商店街を通って、居合わせた人々の熱烈な歓迎を受けた。

  人権聖火は桃園県内で最初の中継地である楊梅鎭の活動を終了し、翌日の14日の朝、次の中継地の龍潭の運動公園で聖火を迎え、そして平鎭市と中リー地区で車隊のパレードを行った。同日の午後、桃園県政府前広場で人権聖火の引き継ぎ式と市街区の車隊の大パレードを行い、最後に、聖火は台湾において終点である台北県に引き渡し、その後、次の国である日本へ渡る予定である。

  2008年6月18日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/6/15/180288.html