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米ニューヨーク・フラッシング:千人規模の集会で、中国当局は迫害を海外に送り出したと譴責(写真) (明慧日本) 米ニューヨーク在住の法輪功修煉者約1千人が5月31日、ニューヨークのフラッシング地区チャイナタウンで集会を開き、脱中国共産党運動への支援を再度強調すると共に、同運動に対して暴力や嫌がらせを繰り返す中国当局を強く非難した。
集会の当日は大雨にも拘わらず、参加した人々は少しの動揺も見せず、雨の中で「世界は真・善・忍を必要とする」「法輪大法は素晴らしい」「考えてみて、なぜ人は真・善・忍を信仰するのが怖いのか?」「周永康が中国共産党スパイを利用し、憎悪を煽り立て、法輪功修煉者を迫害する罪は逃れられない」「ニューヨークの中国総領事館は、親共派グループを煽り、法輪功修煉者に暴行した」「考えてみて、なぜ人を真・善・忍から離れさせようとしているのか?」「天は中国共産党を滅ぼす、脱党で平安を保てる」などと書いた横断幕を揚げた。 集会の司会者:すべての華人に中国共産党に利用されないよう、共に迫害を制止しようと呼び掛けた 集会の司会者は「法輪功は政治に関与しない。ただ、中国の同胞と世界の人々を呼び覚ますため、法輪功修煉者は人々に真相を伝え、すべて正義感のある人々に立ち上がって、この人道に反する迫害に反対するように呼び掛けている」と話した。 さらに司会者は四川大地震について、天災より人災害が多いと指摘し、地震予報専門分野では中国は世界をリードしており、例えば1976年の唐山大地震が発生する前、既に予報されていた。今回の四川大地震も実際は予知されていたが、中国共産党邪悪政権の官員が予報を隠したため、被災者は何も準備できず、災難に遭った。官員が腐敗し、贈収賄が横行しているため、校舎は欠陥建築で、罪のないたくさんの子供が命を失ったと話した。 司会者はフラッシングに住む多くの華人に対して、中国共産党に利用されないよう、共に迫害を制止すべきだと呼び掛けた。 法輪功迫害真相調査団(CIPFG)代表・汪致遠氏は、同調査団により調査した録音テープを会場に流し、中国領事館の彭克玉総領事が録音された会話の中で、フラッシング事件は中国総領事館が主導し、四川大地震とまったく無関係に、「脱党支援センター」に対して行った妨害行為であり、これは中国共産党が問題点から注意をそらすためによく使う手口だと認めた。 高大維氏:中国共産党はどんな手を使っても正義の審判から逃れられない
「全世界脱党支援センター」の責任者・高大維氏は、この1週間来、全世界はフラッシングに注目し、「正義と邪悪」「善と悪」「美と醜」の戦闘が、心を震わせるほど進行している。たくさんの被災者は被災地から脱中国共産党および関連組織へ声明を送り、同時に中国共産党を非難し、被災地での真相を世界に暴露するよう、募金を利用した言い訳に騙されないように表明したと話した。 高氏は今回のフラッシングで発生した法輪功修煉者に対する暴力事件は周永康が陰で指揮していたと指摘し、周は四川で多くの腐敗官員を昇進させたことによる欠陥校舎は多くの子供を死亡させた。責任者である彼の「人災」に対する怒りを法輪功に転換させる狙いがあったと話した。 中国共産党の秘密を漏らした彭克玉総領事に、中国共産党の元外交官・陳用林氏に習い、中国共産党から脱退するように呼び掛け、「脱党支援センター」への連絡を歓迎すると表明した。 高大維氏はさらに「天は中国共産党を滅ぼす」という言葉は中国大陸で、民衆がほぼ信じている。中国共産党のトップも、中国共産党はもう終わりに近づいていると信じている。中国共産党はどんな手を使っても、正義の審判、人民の審判から逃れられないと言い、「私たちはひたすら中国人に中国共産党から脱退し、災難が来た時に平安でいられるように呼び掛ける」と話した。 楊森会長:フラッシング事件で法輪功修煉者は終始「真・善・忍」を貫いた
米中部の法輪功佛学会の楊森会長は「中共が陰で指揮した今回の暴力事件では、法輪功修煉者は終始、殴られても殴り返さず、罵られても言い返さない、『真・善・忍』の態度を貫いた。それと対照的なのが、中共が雇った人たちだ。彼らの言動は、中国人のイメージを著しく損ない、民族の恥さらしだ」と述べた。 楊森会長は「法輪功修煉者は常に民衆に関心を寄せ、地域福祉に貢献している。1998年の水害では、法輪功修煉者は何も求めずに精一杯救援に尽くした。今回の四川大地震では、多くの法輪功修煉者はひっそりと募金し、力を貸した」といい、楊森会長自身はアメリカの赤十字を通して寄付したという。 伍凡氏:法輪功は正義を堅持しているから強い
「中国事件」というウェブサイトの編集長・伍凡氏は、法輪功を知る過程を述べた。法輪功修煉者は「真・善・忍」を基に自分を修煉する良い人なので支持しているという。 法輪功について、伍凡氏は、「9年前、江沢民・元国家主席は法輪功弾圧を命じた。しかし、法輪功修煉者は強い。彼らは正義を堅持し、強権に恐れることなく、名利に執着せず淡々としているから強いのだ。彼らがそのような人たちであるのを知り、私も支持することを決心した。だから今日、ロサンゼルスからこの集会に駆けつけた」と述べた。 伍凡氏は、法輪功修煉者を攻撃した人たちに「あんなに多くの人が、1人の法輪功のお婆さんを包囲して怒鳴ったのに、お婆さんはちっとも動揺しなかった。それを見て分かるでしょう? お婆さんは人を引き付けるエネルギーがあり、あんな多くの人たちに対応できる能力があった」と言った。 伍凡氏は最後に胡錦濤と温家宝政権に、江沢民集団の共犯にならないよう、今すぐ法輪功への迫害を停止せよと呼び掛けた。中国は昔から「善は善に、悪は悪に」と言い伝えがあり、因果応報の時に後悔しても間に合わないと警告した。 魏京生氏:天滅中共 實際上是中共在自滅 中国民主化運動家の魏京生氏はワシントンD.C.からニューヨークに駆けつけて集会に参加した。魏氏は「中共は文化大革命を外国に持ち込んできた」と言い、中国政権で利益を得ている人たちは民主主義を嫌い、共産党政権を支持しているので、このような乱暴なことをするのは当たり前である。中共に雇われ、法輪功修煉者を脅迫・暴行する中国人に対し、「あなたたちのこの行為が侵害しているのは、まさしく自分たちの権利なのだ」と話した。 暴力事件がアメリカのメディアを通して暴露され、中国人のイメージを壊した。中国共産党は政治的目的がある。海外の中国人は必ず騙されないで、中国人のイメージを壊さないようにと魏京生氏は話した。 最後に魏京生氏は「中国人は誰も自分の国を愛している。もっと頭を冷やし、しっかりと目を覚まして、国のイメージを守ろう。法輪功の友人は天が中共を壊滅させる、と言っているが、実際には、中共は自滅していると私は確信する」と話した。 フラッシング民衆:「法輪功は素晴らしい!」 集会の現場には、中国共産党に煽り立てられて、会場に向け大声で叫んだりする人はまだいるが、多くの通りかかった人々は法輪功を支持すると表明した。 70歳のアフリカ系フラッシング民衆は集会の傍を通りかかった時に、中国共産党が法輪功への迫害と法輪功修煉者の生体から臓器摘出という蛮行をしていると話した。彼女は「私は法輪功を修煉していませんが、彼らは良い人だと分かっています。誰も真相を知りたい、平和と善良は大事なことです」と言いながら、法輪功修煉者に向けて親指を立て、中国語で「素晴らしい!」と連発し、会場に向けて大声を出している人たちに中国語で「良くない、いけない!」と言った。 フラッシングに近い町に住んでいる葉彩雲さんは集会のステージの斜め前に立っていた。葉さんはここに医師を訪ねて来たところで、集会の講演を聞いた。講演を聞いて、彼女は参加した人々に「がんばれ! がんばれ! 神様のご加護があるように祈ります」と話した。 なぜ法輪功を支持しているかについて、葉さんは法輪功が人間に貢献をしている。新聞で法輪功修煉者の臓器が生きたまま収奪されている報道を見たときに、彼女は「残酷過ぎます! 中国共産党は最悪です! 滅びるのはいい事で、人間全体にとって良いことです」と話した。中共に雇われ、法輪功修煉者を脅迫・暴行する中国人に対し「人道に反している!」と譴責した。 法輪功修煉者が包囲され攻撃された現場を見たフラッシング民衆の丘さんは、中国共産党に利用された中国人が悲しいという。中国人は共産党に何年も制圧されているのに、反省もせず、中国人を攻撃するのは悲しくないのか? と話した。 丘さんは、欠陥建築のせいではないというなら、こんなに多くの人たちがなぜ死ぬのですか? 国際救援隊を72時間過ぎてから救援に向わせたことに意味があるのですか? どんな邪悪な政権であろうと、天は中国共産党を滅ぼします! と語った 2008年6月19日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/1/179533.html) (英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/6/2/97824.html) |
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