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李秀蘭さんは北京女子刑務所で迫害され、記憶を喪失

(明慧日本)黒龍江省佳木斯市の法輪功修煉者・李秀蘭さんは、2002年、北京女子刑務所で16カ月間不法に監禁され、迫害により心身ともに甚だ深刻な打撃を受け、右の腎臓と胃が石のように硬くなり、極度に痩せている。記憶を失い、話すのが困難となり、物音が聞こえただけも痛くなり、苦痛の中で日々を過ごしている。 

 李秀蘭さん(45歳)は、佳木斯市の法輪功修煉者で、自ら法輪大法の恩恵を受けてきた。修煉する前、多くの病気があったが、1994年から法輪功を修煉し始め、体が段々回復してきた。2006年6月19日、李さん一家3人が山東省に行く途中、汽車の中で『転法輪』を読んでいた時、車中の警官に連行された。瀋陽の近くで黒山県留置場に強制的に移送された後、不法に15日間監禁され、現金千元をゆすられた。

 2002年3月12日、李さんが北京へ陳情に行った際、天安門付近の派出所で不法に拘束された。北京で4カ月間拘留された後、北京女子労働教養所に移送され、心身共に残酷な迫害を受けた。労働教養所では、邪悪な警官が李さんに対して強制的に洗脳をし始めた。信奉を放棄しなければ睡眠をとらせないという日が数日間続き、警官と他の受刑者が24時間監視した。 9月10日、李さんは労働教養所に来た見学者に、当教養所で行われている法輪功修煉者を強制的に転向させる卑劣な行為を暴露した事で、労働教養所三大隊の警官・焦学先と淮××隊長が受刑者・馬俊に指示し、李さんを酷く殴打した。馬俊は李さんを地面に押し倒し、膝で右の腎臓部を圧迫し、また拳で胃の部位を酷く殴打した。李さんは5分以上も息を吸うことが出来なかった。

 李さんは殴打されたため、腎臓や胃が傷害を受けたにも拘わらず、その場で警官は手錠をかけた後、20日間も寝かせなかった。その後、また10日間密閉した部屋に監禁した。その間も、受刑者・馬俊から瘤ができるほど頭を酷く殴られ、目が充血した。当時は10月で、厳寒で骨に凍みるほど寒く、その中で昼夜にわたって腰掛に座らされ、夜は寝かせてもらえなかった。李さんは迫害で健康状態が酷く悪化した。

 李さんの体調が悪化したため、労働教養所の医師や警官が大興病院と公安病院に連れて行き検査を受けさせた。医師が小さい声で李さんに「広範囲の心筋が血液不足で、肝萎縮もあり、胃に異常が出ている」と教えてくれたが、労働教養所の医師は、異状はなかったと言いながら、3日間点滴注射をした。

 李さんは当時、迫害されて思考が鈍くなり、食事も摂れず、頭を持ち上げることも、体を動かすこともできなかった。それにも拘わらず労働教養所では釈放しようともしなかった。2003年7月になって16カ月間監禁された後、体調が極度に悪化したため、労働教養所はようやく釈放した。

 李秀蘭さんは労働教養所での迫害があまりにも残酷で、現在も体調は相当深刻な状態にあり、右の腎臓と胃が石のように硬く、記憶力を失い、身体は極度にやせ細って、苦痛の日々を過ごしている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

  2008年6月19日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/6/15/180283.html