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天津の劉海濱さんは再び「610弁公室」に連行された

(明慧日本)2008年5月26日の朝7時過ぎ、天津市東麗区公安支局の610弁公室と国家保安の警察が東麗区立新里に住んでいる劉海濱さんの家に乱入しようとしたが、家族はドアを開けなかった。9時過ぎ頃、警察は騙しの手段を使ってドアを開けさせ、劉さんを連行した上、家財まで全部没収した。

 劉海濱さん(42歳男性)は、大学卒業後、天津市の圧延工場に就職。2000年10月、天津の河西区あたりで法輪功の真相資料を配っただけで、不法に連行され、4年の刑を言い渡された。当時、劉さんは実家石家庄に住んでいる年とった病弱な父親に送金して扶養しなければならず、また家には入学したばかりの娘もいた。この4年の刑務所生活で、劉さんはいい人になろうと、自分の信仰を放棄しないため、警官に各種の残酷な虐待、迫害をされてきた。体重は60kgもあったが、出所した時は40kgしかなく、正常に歩けず、仕事まで失った。かつて幸福で円満であった家族は、中共邪党の統治で、精神的、物質的、肉体的に打撃を受けた。

 4年間の刑務所生活でも、劉さんは法輪大法への信仰を捨てなかった。修煉を続けて、体もあっという間に回復した。安定した仕事を失ったが、あちこちでアルバイトをして生計を立てながらも、通常の生活を取り戻した。しかし、邪悪な警察は諦めなかった。劉さんの隣近所の告発で、2008年5月26日の朝7時20分ごろ、天津市東麗区豊年村派出所の2人の私服警官が不法に劉さんの家に乱入しようとしたが、教師である劉さんの妻の寧さんに玄関の外で拒まれた。そこで、警官らは寧さんの上司を呼んできて、上司の立場及び解雇するなどと強迫や恐喝をした。

 人々の話によれば、9時20分前後、更に7、8人の私服警官が来て、中のリーダー・常萬新は劉さんの妻と同級生であり、甘言を以って説得し、家族を傷つけないなどと騙し、会話している間に、20人あまりの警官が劉さんの家(マンション)を包囲した。寧さんは上司の圧力や同級生との友情で、やっとドアを開けた。

 しかし、寧さんが決して見抜くことが出来なかったのは、常萬新は約束を守らなかったことだった。警官を連れて、狂犬のように、一気に家に入ってきて、緻密に捜査し、家財を不法に没収した。パソコン、大法の真相CD、資料を全部没収し、テレビのアンテナまで証拠だと言い張って強奪した。

 警察は劉さんを不法に連行しようとしたが、劉さんは抵抗しながら大声で「警察は人を不法に逮捕しようとしている!」と叫んだ。隣近所の人々が見てい心が痛むほど、妻の寧さんは泣きながら夫を傷つけないでと頼んだにもかかわらず、常萬新はそれを無視し、寧さんを押さえるように命じてから、他の5、6人の警官が劉さんを強引に車で連れ去った。家の中はめちゃくちゃで、隣近所の人々は皆寧さんを慰めたが、皆が突然に来た20人あまりの警官らがどうして私服だったのか疑問に思った。

 現在、劉さんは天津市東麗区の留置場に拘禁されている。内部の情報によれば、不法に迫害されている事に対して抗議し、劉さんは5月26日から現在までずっと何も口に入れていない。ただ口にするのは三つの言葉のみである、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい、私には何の罪もない!」。

 劉海濱さんはこの8年間、受けてきた迫害の原因はすべて一つの信仰、「真・善・忍」を信じて、いい人になるためである。

 2008年6月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/16/180368.html