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台北県:人権聖火を迎えて、迫害を一日も早く制止するよう呼びかけた(写真)

(明慧日本)2008年6月1日、「法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)」が発起した「人権聖火」は台湾に到着し、台湾全島23の県や市に引き継がれて、15日午後3時、終点である台北県に送り届けられた。台湾での人権聖火活動が終了後、引き続き日本に引き継がれる。

 15日午後、人権聖火の式典は台北県板橋運動場で開かれ、大勢の人々を惹き付けた。台北県内の各ジョギング協会から300人のランナーが風雨の中を、板橋市区のおよそ6キロを走った後、人権聖火を日本代表・新城博子氏に手渡した。その時空は晴れて来て、虹が現れた。CIPFGのメンバーで、立法委員・田秋菫氏、県議員・王景源氏と林秀惠氏、板橋市民代表会副主席・張宏銘氏、そして名政治評論家・林保華氏等が出席して挨拶した。
「人権聖火」は、台湾全島23の県や市に引き継がれて、15日、終点の台北県に送り届けられた
人権聖火隊は大雨の後に出発して、300人あまりのランナーが聖火を手に板橋市内を廻った
県議員・王景源氏
県議員・林秀惠氏
政治評論家・林保華氏
市民代表会副主席・張宏銘氏
板橋市市長機密秘書・江惠貞氏


 党派を問わず 共に中国共産党による人権迫害に関心

 人権聖火は台湾全島での半月ほどの引き繋ぎ活動で、各界からの反響と支持を引き起こした。各県や市の首長、立法委員、そして各級の議員および人民代表等は、党派を問わず共に人権聖火を迎えて、共に中国の人権問題に関心を持った。

 CIPFGアジア支団団長・頼清徳立法委員は、人権聖火が台湾境内での引き繋ぎは熱烈な反響を受けたことに、喜んで安心したと示した。同氏は、中国共産党は経済の利益をえさに、一時的に国際と提携を結ぶことができるかもしれないが、人権の改善こそ、真の国際社会の支持を得られるのだと述べた。

 真相は隠しようがなく 中国共産党の醜い様相は現れた

 CIPFGアジア支団副団長・邱晃泉氏は、人権聖火に従っていくつかの郷・鎭・市を訪問した。同氏は、人権は国境なしと思っており、オリンピックは政治要因で台湾に上陸できないが、人権聖火は自由に出入りができることは台湾人民の幸せだ。そして、平和は妥協の上でなく、公平、正義、人権の基礎の上に成立するものだと強調した。人権聖火を繋ぐ活動は、中国共産党による人権迫害の事実を明らかにし、台湾の政治家たちが中国共産党の醜い様相をしっかりと認識して、特に中国の人権問題に関心を持ち、中国の人権を犠牲にする事を黙視しないように希望すると語った。

CIPFGアジア支団副団長・邱晃泉弁護士

 今年5月17日以来、中国共産党によるニューヨークのファラッド地区でのスパイ煽動と暴徒攻撃事件について、 邱晃泉弁護士は、中国共産党は法輪功を歪曲し醜悪化」することに苦心している。CIPFG、人権聖火、およびファラッド事件は、 中国共産党の醜態を余すことなく、すっかり世の人々に露呈した。同氏は、真相を理解することにより、はじめて真の価値を味わうことができると信じている。真相が次から次へと明らかになる中で、中国共産党の 醜い本来の姿を隠すことができず、世の人々の前に暴露されると強調した。

 中国共産党の赤い暴力を海外に輸出することを厳しく非難

 CIPFGアジア支団のメンバーである田秋菫立法委員は記者会見の中で、「普遍的価値である人権に違反することは、オリンピックと併存できない」と指摘した。 

CIPFGアジア支団のメンバー・田秋菫立法委員

 中国共産党がスパイを操って海外の華人を煽動し、ニューヨークのファラッド地区での法輪功修煉者に対する騒乱や攻撃事件について、田秋菫氏は、「無知な人を利用し、他人に無実の罪を着せることは極めて卑怯な行為で、人々は情報が密封された状態の下での判断は、歪曲と誤りのひどさが想像できる」と語った。

 田秋菫氏は、人類の道徳の観点もしくは歴史の検証から見れば、善悪の因果応報は絶対に存在すると信じている。悪人の手先になる者は善報がなく、甚だしきに至っては、禍は子孫後裔に及ぶ。このようなことは中国の歴史に多く、文献でもはっきりと考証できる。中国の歴史を少しでも理解する人なら、善悪応報の天理を知っているはずだ。従って、彼女は、「善の側に立つ者しか良い未来がない」と指摘した。

 「凌鋒」というペンネームの政治評論家・林保華も板橋の人権聖火の引き継ぎ活動に出席した。同氏は、「北京のオリンピックにますます近づき、中国共産党は、各種の手段を使って人権に対する迫害を装っている。3月のチベット弾圧事件、ニューヨーク・ファラッドで法輪功に対する暴力行為等、中国共産党の人権問題は改善するどころか、ますます悪化する一方である」と非難した。

 7の郷・鎭・市は人権聖火を支持し 早急な迫害制止を呼びかけた

 人権聖火を迎える儀式の前に、主催側は人権聖火の車隊を永和市、金山郷、三芝郷、淡水鎭、五股郷、新荘市、樹林市等、合わせて7の郷・鎭・市が人権聖火台北県到着を告げ、各郷・鎭・市の首長は自ら人権聖火を出迎えることを広報した。 

樹林市市長・陳世栄氏は自ら人権聖火を出迎えた

金山郷役所課長・許淑娥氏

主任秘書の王俊城氏は台北県議員・陳明義氏を代表して、人権聖火を出迎えた

林嘉欽主任秘書は五股郷の郷長を代表して、人権聖火を出迎えると同時に、中国共産党が人権を尊重し迫害を停止するように呼びかけた

 台北県金山郷役所を代表して人権聖火を出迎えた許淑娥課長は、金山郷の人口は少なく、人権聖火はここまで引き継がれることは、金山のすべての郷民にとっても極めて光栄に思う。法輪功の真相についてはマスコミの報道で知ったが、中国共産党の迫害は本当に非人間的だと非難した。

 林嘉欽主任秘書は五股郷の郷長を代表してこの人権聖火に出席した。同氏は、法輪功は体を鍛え、思想の純正な修煉功法として、五股郷の人々に知られている。今日は、中国共産党が法輪功修煉者に様々な阻害を起こし、生体から臓器を摘出し売りさばくこと等の非人間的な犯罪を、我々は決して容認できない。中国当局は世界人権宣言を尊重し、直ちに法輪功およびその支持者に対する迫害を停止するようにと強調した。

 樹林市は市長・陳世栄氏が自ら人権聖火を出迎えた。市長は、人権聖火が樹林市まで引き繋がれることに嬉しく思っていると示した。陳市長は法輪功を大いに支持し、法輪功が大陸で非人道的な迫害を受けたのは、その人数があまりにも多すぎて、中国共産党の政権が挑戦される恐れがあるからだと思う。彼は人道の立場から全力で法輪功を声援すると同時に、中国共産党が法輪功への迫害を制止するように呼びかけた。人権聖火は明日日本に引き渡され、そして全世界へと引き継がれる。その時、世界各地の力を凝集して法輪功を声援することができるように希望すると述べた。

 日本から引き続いて、人権聖火は韓国へ渡り、7月18日はマカオ、7月20日は最終地の香港に到着予定である。

 2008年6月20日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/6/18/180459.html