日本明慧
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情の魔を切り捨てる


 文/静静

(明慧日本)私は12年前から大法を修煉し始めた大法弟子です。師父の慈悲なるご加護の下で、数え切れない試練を乗り越えてきました。

 私は結婚して間もなく、同じく修煉者である夫が亡くなりました。当時、同修は私に対して、「どんな時であっても修煉を忘れてはならない」と言いました。そして私は何とかやってくることができました。自分は平然とこの体験に直面することができるとも思い、そして夫への情を断ち切ることができました。最初は夢の中で何度も夫を見て、少し嬉しくなり常人の考えで、夫はまだ私のことを忘れていない、とばかり考えていた時期があり、まだ自分がその状態に気づいていませんでした。

 師父の説法を見て私は忽然と悟りました。魔が私の隙に乗じているのです。夫はあの空間にいるのに、下界に降りて来て常人の私生活を妨害することは、次元が落ちることになり、その次元の法理に合わないのです。

 それ以来、夫が夢の中に現れた時は、私は発正念をし、すると夫の幻影も直ちに消えるようになりました。ある日、消えていく幻影が「もう発正念しないで」と言いましたが、私は続けて発正念し、幻影は消えました。しかし私は情が少し動いて、その結果2日目の朝煉功した時、魔は異なる方法で、それは夫の匂いを通して、私を妨害してきました。私はまた魔に隙を乗じられていると悟りました。師父は、『洪吟二』の中の「道中行」で、「名情利を淘去すれば 何れの難能く聖を阻まん」とおっしゃっています。今法理が分かった以上、私は剣をもって魔を切り捨てます。常に法を師として、初めて正念を強めることができるのです。

 この体験談を書き、同修の皆さんと精進していきたいと思います。

 2008年6月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/13/180182.html