日本明慧
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修煉者同志の縁を大切に


 文/中国大陸大法修煉者

(明慧日本)最近、明慧ネットで「もう苦しいなんて言わない」の文章を読み、非常に複雑な心境になりました。確かに、この修煉者は情の関門を突破して、執着心を取り除く要素があると思います。その一方で、私たちもサポートが不十分で、逆にこの修煉者に大きな障害を作ってしまっているのです。もし、彼女が乗り越えられなかったら、大変なことになります。この余計な難はまた修煉者同志が作り上げたものです。

 個人修煉の過程では、さまざまな現象が起きることについて、師父も説法の中でわかりやすく話されています。修煉者の間違いなどに対しても、善の心を持って指摘すべきです。本当に修煉者が法理上で向上できるように自分の理解を伝えるべきです。ほかの修煉者こそ、広い宇宙の中で最も親しい人であるのです。修煉者を非難し、孤立させることなど考えられません。お互い修煉者同志でこのようなことを聞くと悲しくなります。

 また、この中ではうわさを流す問題も見えました。修煉者に不足があったら、気づいた人が指摘してあげて、直すように交流すべきだと思います。言いづらいとかはあくまでも人間の情ではないでしょうか? 修煉者の中で誰一人不足が生じても全体の損失なのです。慈悲なる善意で修煉者に接し、問題に直面した時にしっかりと交流し、慈悲と知恵で問題を解決しつつ、修煉状態の向上を目指すことこそすばらしいのです。もちろん、みんなが修煉の中で誤解することも各自の修煉現状の現れです。みんなが向上し、よくできることこそ偉大なる円満成就であり、それこそ師父が伝え出されたこの大法の偉大なる威徳にふさわしいのです。

 実は私がここで語っていることも余計なことだと思います。このような問題は修煉者なら誰もが法を学んでいるときに悟ると思うのです。発表することは自分に気づかせる意味もあるのです。この文章を書いている最中に、数年前に自分の慈悲の心が足りないため、あることにうまく対処できませんでした。これからは改めて対処できなかったことをうまく行うつもりです。

 私の修煉においての欠点や不足に気づかせてくれた皆様に感謝します。みんなで一緒にレベルアップしましょう!

 言い過ぎた部分もあるかと思いますが、お許しいただき、ご指摘ください。

 合掌

 2008年6月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/22/180729.html