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河北省:深州市の法輪功修煉者・蔡茜さんが受けた迫害事実

(明慧日本) 河北省深州市の法輪功修煉者・蔡茜さんは2002年に法輪功の真相を伝えるために上京した際、天安門広場にいた4人の警官に地面に押さえられてから天安門派出所に連行された。蔡さんはほかの数え切れないほどの法輪功修煉者と一緒に大きな庭に閉じ込められた。夜になると各地の警察署からたくさんの警官がきて数人か数十人の法輪功修煉者を各地の警察署に連れて行った。

 蔡さんは房山区北路園派出所に連れて行かれた。そこに着くと、2人の警官が電気棒で蔡さんを電撃し始めた。1人の警官が「おまえたちは皆処女だということが分かっている。もしおとなしくしないと、個室に連れて行ってお前らをレイプするぞ、あるいは工事現場の農村から来た出稼ぎの者にやってもらう。一回50元で、終わったらお前たちを生き埋めにする。どうせ知る人がいないから」と言った。

 最後に、警官が蔡さんを房山留置場に閉じ込めた。そこに数多くの法輪功修煉者が監禁されていた。中に迫害されて気息奄々としている人もいた。

 そこは湿気がひどいため蔡さんの体が疥癬だらけとなってしまった。5月になると、3年の労働教養を言い渡されて石家庄労働教養所に移送され、引き続き迫害を受けた。

 石家庄労働教養所で警官と受刑者らは蔡さんに対して洗脳を行った。特に睡眠を取ることをさせず、24時間交代で蔡さんに対して法輪功への中傷・誹謗宣伝を読み上げたりした。最後に、蔡さんに幻覚が現れ始めたが、蔡さんは屈服しなかった。半月後にまた同じような手口で苦しめ始めた。今回は20日間、睡眠をとることを許さなかった。しかし蔡さんに法輪功への信奉を放棄させることができなかった。

 1カ月後、同様の手口で蔡さんを再び苦しめた。今回は2カ月以上続いた。手枷で蔡さんをラジエーターにかけて洗脳を行った。ちょうどその時は夏で暑さのため、足の裏や太ももに疥癬が多くできてしまった。また、両腕が全く動かなくなったため、責任を負うことを恐れた警察は蔡さんを釈放した。その後の3カ月、警官はずっと監視していた。その後、法輪功への迫害がエスカレートされ、当地の610弁公室と警察が再び蔡さんを連行した。その後、悪名高い河北省高陽労働教養所に監禁した。

 労働教養所の看守らは蔡さんを野外に連れて行き、そこで数本の電気棒で電撃したり、メッタ打ちしたりした。

 高陽労働教養所は、野外に建てられており周りには住民がいなく、高陽県からかなり離れている。生活条件が極めて悪く、毎日夜、法輪功修煉者が殴打されて叫ぶ声が聞こえる。

 労働教養所に監禁されている受刑者らは法輪功修煉者に尿を飲ませるなど命じた。法輪功修煉者をシェパードの群れの中に置いてシェパードに咬ませる。あるいは唐辛子の水を飲ませたりしていた。このような残酷な迫害の下に数多くの法輪功修煉者が半身不随となり、中には精神状態が異常となった人もいる。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年6月23日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/6/23/180769.html