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河北省:ライ水県政府部門の法輪功修煉者に対する不法連行

(明慧日本)四川省大地震前後、ライ水県の県委員会、政府、「610弁公室」、公安、国安及び各郷、鎮委員会、政府と派出所は、「悪人グループ」を作り、オリンピックを守ることを口実に、1999年から法輪功を迫害して以来、集めた法輪功修煉者のリストから全県の法輪功修煉者の自宅を一軒一軒、不法捜査した。法輪功修煉者の自宅を差し押さえ、法輪功修煉者を連行した。また、県のテレビ局に通じて、法輪功修煉者に対して監視し、通報するよう求めた。1人を通報すると5000元の奨励金をもらえるというものだった。

 ライ水県の「悪人グループ」は、法輪功修煉者の自宅に入るため、ドアを破壊してこじ開け、壁を乗り越えた。家に入ると、家のものを隅々捜査し、見つけたものを奪っていった。その人たちは、法輪功修煉者の自宅のテレビ、VCD、テープレコーダー、携帯、子供の勉強用具、カバン、現金などの私有財産をすべて奪っていった。不法に連行された法輪功修煉者は、エン海棟さん、イ有同さん、趙朮英さん、李自来さんなど10人近い。その中、エン海棟さんの両親は迫害によって亡くなった。本人も不法に2回も労働教養された。労働教養所から釈放されたばかりで、再び留置場に監禁された。

 6月2日昼ごろ、王各庄の法輪功修煉者・鄭秀雲さんと趙霞さんは郭各庄に法輪功の真相資料を貼りに行ったが、真相のわからない人に通報されて、2人は派出所に連行された。2人の身体からは何も捜し出せなかったが、派出所の警官は2人の自宅の窓から侵入し、数冊の大法の本、真相資料を持っていった。800元を恐喝して2人を釈放した。

 6月6日から8日の3日間に、ライ水県の「悪人グループ」は、宋各庄の法輪功修煉者全員の家を不法捜査し、民衆を騒がせて、庶民を恐喝した。

 6月6日午後、ライ水県の「悪人グループ」と宋各庄の政府、派出所の人など20数人は3台のパトカーに乗って、王各庄のある1人の法輪功修煉者の自宅に来た。その家には誰もいなかったため、その20数人の人はドアをこじ開けて、家にある大法の本10数冊、真相のVCD数個、衛星アンテナセット、子供の勉強用具などを持っていった。家のドアに貼ってある対句と壁に貼ってある「福」の字を取り外して、破った。

 同じ日、その人たちは、同じ村の郭福雲さんの家に侵入し、衛星アンテナ、VCD1台、大法の本数冊、真相資料などを奪っていった。派出所所長・許建中は「あなたの息子は村の幹部だから、とりあえずあなたを逮捕しないが、もしそうでなかったらあなたは捕まる重要な人物だった」と郭さんに言った。

 6月7日午後1時ごろ、その20数人は3台のパトカーに乗って、宋各庄郷の吾空寺村のリョウ慧蘭さんの家を不法捜査した。大法の本と真相資料を奪い、5人の警官はリョウさんをパトカーに強制的に乗せて公安局に連行し、3000元を恐喝して釈放した。

 6月8日午後1時ごろ、また、その20数人は3台のパトカーに乗って、王各庄の山上に住むイ有同さんの家を不法捜査した。大法の本20冊以上、『九評共産党』の本、真相資料、衛星アンテナ、VCD1台を奪って、イさんをパトカーに強制的に乗せて連行した。

 当日、法輪功修煉者・趙亜平さん、郭秀海さんの家も捜査した。

 ライ水県周家庄の法輪功修煉者・周景春さんは、2008年6月7日ごろ、永陽鎮派出所警官・牛志剛、許紅偉に留置場に強制連行され、家の一部の家財を奪われた。

 現在、麦の収穫季節で、周景春さんは家の唯一の労働力である。家に86歳の年を取った両親がいるが、畑の農作物の収穫はできず、周さんの奥さんは留置場に周さんの釈放を求めた。しかし警官は同情どころか、周さんの奥さんを留置場にも入れなかった。警官はもし周さんは良い人なら釈放すると言った。警官が言う良い人というのは、大法の師父と大法を罵ることであった。しかし、法輪功修煉者はそんな悪いことはしなかった。

 6月8日、ライ水県永陽鎮居士村の法輪功修煉者・尹沢民さんは連行された。家財を没収され、現在拘留所に監禁されている。

 2008年6月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/16/180339.html