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河南省の高齢の法輪功修煉者が迫害される

(明慧日本)2008年5月6日夜9時、河南省淮陽劉振屯派出所の警官4人が80歳の法輪功修煉者・李廷林さんの家に侵入し、廷林さんと休憩していた息子・李軍旗さんを連行しようとした時、軍旗さんの76歳の母親が「私の息子は何の罪も犯していないのに何で連行するのか?」と警官に聞くと返ってきた答えは、殴打と罵声だった。一人の警官が母親を十数回蹴り、びんたを食らわしながら「黙れ! また言うとお前も一緒に連れて行く」と言った。母親は「警官が何で理由なしに人を叩くのか?」とさらに聞くと、2人の警官は母親を外へ連れ出して暴行を加えた。母親は全身が傷だらけとなり、顔がひどく腫れあがり、呼吸も困難となった。健康だった母親は今になっても自力で生活ができない状態である。

 息子・軍旗さんと父親・延林さんは派出所に連行され、別々の部屋に閉じ込められた後、暴行を加えられた。翌日、2人は14時間も手錠でベッドに固定された。その後、軍旗さんは留置場に送られたが、昏迷状態のため留置場は受け入れなかった。3日目に軍旗さんの父親は釈放された。

 翌日、廷林さんは親戚の2人と一緒に派出所に軍旗さんの釈放を求めに行った際、同時に「警官は何で76歳の老人を殴るのか?」と詰問した。所長・陳守涛は「私は調査したが、警官が76歳の老人を殴った真実はなく、あんたたちが捏造したものだ。我々を訴えても結構です」と言った。

 これ以前にも、李さんと息子は2回ほど当地の警官に迫害されたことがある。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

  2008年6月25日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/5/31/179450.html