■日本明慧 http://jp.minghui.org/2008/06/28/mh301284.html 



北京市:白少華さんは密かに河南労働教養所に入れられ監禁された(写真)

(明慧日本)北京の法輪功修煉者・白少華さんが2008年4月1日に北京市中国共産党の関係者に連行され、河南省鄭州白廟労働教養所に監禁され引き続き迫害されている。今年の3月20日〜4月1日の間、白さんはずっと北京市労教局調遣処の狭い牢屋に監禁され、様々な迫害を受けて危篤状態に陥り、自力で歩けない状態になった。それにもかかわらず邪悪な中国共産党は法律の根拠や手続きもなく、白さんに1年2カ月の判決を下した。2カ月は病気のために保釈された時の2カ月という。

白少華さんと妻の季磊さん

白少華さんの幼い娘

 家族が依頼した弁護士が白さんに面会したいと当局に要求したが、ずっと労教所に乱暴に拒否されている。弁護士は地元の司法部門に白廟労教所は国の定めた法律を無視していると訴えると、鄭州市司法局は調査した後労教所の態度は非常に乱暴であることを認め、弁護士と家族には当面詫びたが、相変わらず白さんと弁護士の面会をまだ許可していないままである。理由は上級司法部門の規定に従い、オリンピック期間中に、法輪功修煉者との面会と治療のための保釈を停止しているというのだ。

 5月初め、白さんの年配の母親は探し続けて、遥々故郷から白廟労教所に辿り着き、面会を強く要求したが僅か15分の面会を許し、会話内容は日常の話しか認めなかった。白さんの体調は危篤状態にあり、牛乳のような液体しか飲み込めない。治療のための保釈も拒否された。今の状態はもし直ちに治療せず、このまま放置すれば命は危ない。弁護士と家族はどうしようもなく非常に困っている。法的手段もとれない。法律執行部門が自ら国家の法律を無視しているからだ。

 法輪功修煉者の白さんと楊輝さんが2008年2月20日午後、北京市から車で懐柔区に行く途中、路上で警察にオリンピックの「安全検査」の名目で取り締まりを受け、何の理由もなく北京市懐柔区留置場に強制連行され、迫害された。当時、車は友人の斉偉さんのものだった。すべての手続きと証明書は車にあったが、警察はやはり連行した。その後、当日の夕方9時頃、斉偉さんは妻と外で散歩している時に警察に強制連行された。数人の私服の警官が暴力で斉偉さん夫婦を朝陽区安貞公安出張所に連行し、6〜7人の警官はその後、斉偉さんの自宅に侵入し家宅捜索をした。

 悪質な警察は白さんに残虐な拷問を実施した。2008年2月20日〜25日の間、警官は白さんを金属製のチェーンで吊り上げ、5昼夜も吊り上げた状態で放置し、その後受刑者のボスを呼び寄せ、白さんに暴行するように指示した。今回の迫害で白さんは危篤状態に陥った。警官は危篤状態に陥った白さんを北京市清河救急センターに送り「緊急措置」を取らせた。

 白さんの家族がこの数年に受けた中共による迫害は数え切れないほどのものだった。兄の白暁鈞さんは中国東北師範大学・哲学学部の講師だった。法輪功の「真・善・忍」を信じたという理由で繰り返し長春市朝陽溝労教所に迫害され、2003年7月、死亡した。70歳の母親が法輪功を信じて自分の信仰を止めなかったために、中共に迫害されて失明した。白さん本人もスタンガンで攻撃され、様々な残虐な虐待を受けた。警察は家庭の事情まで干渉し、妻の季磊さんを脅迫し、離婚しなければ白さんをずっと監禁すると脅かして離婚させた。幼い娘は4歳の時警察に連行されたことがある。

 年配の母親は息子を心配して平穏な生活を送ることもできないが、法的な解決口はない。母親の心配には訳がある。長男の白暁鈞さんはこうして監禁中に殺されたので、心配するのは当たり前である。長男の時、母親は慌てて労教所に辿り着いたが、長男はすでに息を止めていた。悲しくて泣き続けた母親の両目は失明した。今、次男が同じ危篤状態に陥った。国際社会の良心のある人々に呼び掛けます。是非この親子を助けてください!

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年6月28日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/6/27/180985.html

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