於宙さん、許那さん夫婦の家族は冤罪を叫び 各界の人の関心を呼びかける
(明慧日本)有名な歌手・於宙さんが亡くなって半年近くになったが、於さんの死は、中国の人権状況について全世界の各界の人が関心を寄せた。於さんの妻・許那さんは、いまだに不法監禁されている。許那さんの年老いた両親は娘の冤罪と娘婿・於宙さんの冤罪死の究明を叫んでいる。
中共政権は国際的圧力で於宙さんの自宅を捜索したが、何にも得られなかった。ただ、於さん夫婦の持ち物から現在中国大陸で広く使われている真相札のみ見つかった。それだけでは判決の「証拠」としては使えないので、無罪の許那さんに判決を言い渡すことはできないはずである。
於宙さんが迫害によって亡くなった後、於さんの家族は於さんの死因を調べることを要求した。家族らは法医学者に頼んだが、検察院側は手を抜いて於さんの遺体が置いてある北京市清河救急センターの医師に依頼して解剖させた。「正常死」という結果が出た。於さんの家族は、検察院側から提供された「正常死」の結果を認めなかった。於さんの家族は、これからどんなに時間をかけても、どんなに困難が多くても、絶対に訴えると堅く決心した。
6月12日、許那さんの両親は弁護士に委託して、検察院に許那さんの訴状を直接渡した。検察院は7月中旬に判決の結果を出すと言った。
於宙さんは有名な歌手であり、妻の許那さんもよく知られている画家である。中共政権は法輪功に対する9年間の迫害で、於宙さんと許那さんはかつて酷い迫害を受けた。許那さんは2001年7月、北京通州で北京市国安課に連行された。11月、北京房山で不法に5年を言い渡され、団河少年管理所や北京女子刑務所などに送られ、残酷な迫害を受けた。奴隷のような労働をさせられ、独房に閉じ込められ、殴られた。警官8人ぐらいが許那さんを囲み、殴ったこともあった。座禅の姿勢を強制的にさせて体を縛られ、眠ることも許されなかった。
於宙さんの冤罪死と許那さんの冤罪で、家族たちは一致団結し、絶対その誤りを改めるように努力することを決めた。
2008年1月26日夜10時ごろ、於宙さんは演出後、妻の許那さんと一緒に車に乗って家に帰る予定だった。帰り道の北京通州区北苑の楊庄路で、警官に車を止められて、オリンピックのための捜査をすると言われた。2人が法輪功修煉者であることがわかって通州区留置場に連行した。
1月27日午前9時すぎ、通州区北苑派出所、通州公安分局、香山派出所及び海淀公安分局の4人は、許那さんの両親の家を捜索したが、何も出てこなかった。また、許那さんの妹の家も捜索し、机の上にパソコンもなく、ただ置いてあった数枚のプリンタ用紙を持っていった。
2月6日、大晦日。たった42歳の於宙さんは迫害によって死に至った。留置場は於宙さんの葬式に許那さんの参加を許さなかった。
於宙さんのことを国際社会に暴露されることを恐れて、通州検察院と派出所は於宙さんの姉・於群さんがネット上に広めたと疑い、繰り返し於群さんとその家族の私生活を侵害した。於群さんを呼び出して、誘導したり、怒ったり、最低の手段を使った。
9年間の迫害の中で、人々は法輪功修煉者の善良と忍耐、中共政権の悪行を知った。各界では、公安、医療、検察院、刑務所、労働教養部門の人さえ法輪功修煉者に同情し、法輪功修煉者になる人もいた。つまり、現在、中共政権の悪行は正義の人々の注目の的である。
聞くところによれば、現在、許那さんは北京崇文区の留置場に監禁され、中共政権は崇文区検察院のいわゆる「審査」をコントロールしているようだ。
ここで、全世界の人々、特に於宙さんのファン、許那さんの友人、同僚、中国の人権状況が気になっている各界の人々に、於宙さん、許那さん夫婦に関心を寄せるように呼びかける。
皆で中共政権の法輪功への不法迫害を批判し、中共の公安、中共が裁判所の法律を守らない人に忠告する。我々は、於宙さん、許那さん夫婦、於宙さんが生前所属していたユニットに注目し続ける。
このような罪のない人たちが侵害され続けられるならば、その責任者の名前、連絡方式を暴き、全世界であなたたちの法律責任を追及する。
2008年6月28日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/6/22/180711.html)
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