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フランス：パリの華僑地区で中国共産党から脱党した3800万人を支援 (写真)

(明慧日本) 2008年6月14日、フランスの脱党サービスセンターが、中国共産党から脱党した3,800万人を支援するイベントを開催。華僑地区であるパリのアロンディセメント13番地（13th Arrondissement）でラリーが行われ、中国共産党の偽りの宣伝を払拭する事実を提供。２人の華人が脱党宣言し、多くの中国人に早期脱党を呼びかけた。

中国共産党による法輪功修煉者への迫害停止の陳情書に署名する人々

　中国共産党の邪悪な行為を暴露

インタビューに応じる脱党サービスセンター代表・胡氏

　フランスの脱党サービスセンター代表・胡氏は次のように語った。「特にニューヨークのフラッシングの事件から、中国共産党の邪悪な行為を見ました。中国共産党が陰で糸を引いているのです。暴漢たちをお金で雇い、トラブルを起こさせ、法輪功迫害の目的で他に責任をなすりつけようとするのです。四川省大地震が発生した時、中国共産党は犠牲者の救出に当たらなかったばかりか、生存者への救援もままならぬ状態でした。中国共産党の邪悪さをはっきりと理解し、これ以上騙されないように皆さんに訴えます。また法輪功を認識し、一体法輪功とは何なのか、何を修め、何に真実であろうとするのかを、皆さんに知っていただきたいと思います。横断幕には『天が中共を滅し、天が中華を祝福する』と書かれています。中共はその政権中、これまで約8000万人を殺戮してきました。現在は、天が中共を滅する時です。騙されている中国人が一刻も早く脱党し、安全な未来を確保するように望みます。今日、ここには既に脱党・脱退した人もいます」。

　ラリーの場で脱党した中国人

　2000年、遼寧省からパリに来た張暁峰さんは、パリの脱党イベントで、中共関連組織全てから脱退することを宣言。「なぜ今日、公共の場で脱党したいかですか？　今まで皆が騙されていたことに気付かなかったからです。中国共産党は一党独裁政権をとってきました。上から下まで政権は腐敗しています。だから中国共産党を脱退したいと思ったのです。これは華人社会の一般的な傾向です」と張さんは語った。

　「中共および関連組織からの脱退の波を抑えられる者はいないでしょう。脱党は一般人の選択であり、歴史上の必然です。自分が中国人という民族であることを自覚する始まりでもあります。まだまだ中共に騙されている人々の数が多いため、脱党の波を多いに利用すれば、より多くの人々に中共独裁政権の本性や真実が分かってもらえると思います」とも語った。

　張さんは中共武警部隊の一員で1983年に入党、1985年に脱党している。パリに来る前は遼寧省の開原市科学技術委員会に勤め、工業関連計画と科学技術情報の責任者だった。人々に早く目を覚ますよう呼びかけていた。

ラリーで中共および関連組織からの脱退声明を出した沈陽出身の曹さん

　中共および関連組織からの脱退声明を出した沈陽出身の曹さんは、次のように語った。「中共からの脱党に強く賛同します。子供の頃、少年先鋒隊にいたので、ここからも脱退する良い機会です」。

　イベントでは法輪功修煉者がビデオを放映。ニューヨークの中国領事館が暴漢を雇い、ニューヨークのフラッシングにある脱党サービスセンターのボランティア襲撃を裏で工作した事実や、天安門広場での修煉者による自殺事件が法輪功への迫害のために中共が偽造したものである事実を取り上げたものだった。数多くの道行く華人が立ち止まって、最初から最後まで食い入るようにして見ていた。ビデオでは、中国共産党がでっちあげた宣伝が、事実に裏付けされながら解体されていった。

地元の中国人を数多く引き付け、真相を理解する役割を果たしたイベント

真相を知るために来た地元の中国人

地元の中国人に真相を語る脱党サービスセンターのボランティア

　

　中共からの脱党を声援するフランス人　

迫害の真相を知ることは中国人にとってとても重要、と語るフランス人の学生グレゴリー・フィシェ(Gregory Fichet )さん

　迫害の事実を知ることは中国人にとってとても重要、と語るグレゴリー・フィシェ(Gregory Fichet )さんはフランス人の学生。「法輪功が迫害されている事実を初めて知りました。中国共産党政権がこのような残虐行為に出ていることは充分に考えられます。私たちは行動を起こすべきだと思います。この迫害について全ての中国人が知ることはとても重要です。中国人は残虐な中国共産党の独裁政権に我慢し過ぎています。より多くの人々に真実を知ってもらい、行動を起こし、中国の自由のために働き掛けるべきです。同時にフランス人にも伝える必要があります。世論の力でフランス政府に圧力をかけることで、中国政府に圧力をかけるのです」。最後に「全ての中国人のために、中国が自由への道を歩めることを願っています。このイベントへの参加をより多くの人に呼びかけます」と結んだ。

国境なき記者団のカメラマンのリ・ルイさん。「法輪功の声に人々が耳を傾けることを願っています」

　ベトナムから移民したリ・ルイさんは、国境なき記者団のカメラマン。「中国共産党は中国本土の国民に偽りの情報を流すだけでなく、同じ宣伝を海外5000万人の中国人に報道しています。もし真実が分からなければ、無知のまま置き去りにされ、法輪功に対する迫害のことも知らずに終わります。頭の中に嘘言が詰め込まれているという状態はひどいことです。より多くの人が法輪功修煉者の声に耳を傾けるよう希望します」と語った。

　また、「3800万人が既に中共を脱党しました。非常に大きなうねりです。この3倍いや10倍の人が脱党することを願います。本当に国際的な動きですね」とも語った。

　2008年7月2日

（中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2008/6/18/180484.html）
（英語：http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/6/25/98438.html）