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ハルビン女子刑務所:法輪功修煉者を殴打する受刑者をえこひいき

(明慧日本)最近、黒竜江省ハルビン市女子刑務所の4監区中で、法輪功修煉者は受刑者の薛淑華、及び他の監視役の受刑者らに包囲攻撃され、侮ったり、ののしったりされる深刻な迫害事件が多発している。法輪功修煉者の金立紅さんが被害を受けた他、3月から法輪功修煉者達は4回も受刑者に集団で袋叩きにされ、今なお傷だらけの状態である。受刑者らが袋だたきにした手段は非常に残忍で、かつて無断で刑具を使ったこともあり、 髪の毛をつかんで暖房器具にぶつからせることもあった。このボスらおよびすべてに参与した者は、4監区でいかなる懲罰を受けないだけでなく、反って監区大隊長の趙濱、馬士儀の庇護を受けた、そのため暴力を振るう手先らはしたい放題で法輪功修煉者を迫害し続けることになった。

 法輪功修煉者の張淑琴さん(59歳女性)は、何度も大隊長と相談することを求めたため、4月1日に受刑者の薛淑華、金丹丹、監視役の王英に殴打された。4月5日晩、大隊長の趙は張淑琴さんを呼んで事情聴取し、調査すると承諾した。4月11日晩、張淑琴さんと同修の周巧航さんがすこし話をしたため、再び薛、金、田鳳雲らに殴打され、ののしられた。

 しかし 人を殴打し、ののしった者は4監区中で罰されなかった、監区のえこひいきにより、受刑者の暴力は一層エスカレートした、そのため張淑琴さんは監獄長に手紙を書くことを求めた。馬士儀は「いいよ、しかし自分に手渡しすること」と言った。張淑琴さんは4月15日に手紙を書いて、朝の労働開始のときに、馬士儀に手渡した。事件の経緯を書かずただ早急に解決するべき問題と近日中に監獄長と面談が必要だと要望を書いた。4月16日に、警官の陸、大隊長の馬は張淑琴さんを呼んで事情を記録した、そして16日に病院へ行ってレントゲンをするなどを承諾させた。当時張淑琴さんは大隊長の馬に質問した「手紙を包監獄長に手渡したか?」彼女は渡したと答え、薛淑華らの殴打事件を処分すると言い残した。

 しかし2度の袋だたき事件の中、受刑者らはいかなる処分も受けなかったため、一層凶悪になった。5月13日午後4時半ころ、張淑琴さんは給水室に行って洗面した際、金丹丹と監視役の郭淑賢らに、酷く罵られ、回廊中に大きい声でののしられた。4監区の問題のすべては解決する気配がなく、反ってエスカレートした。受刑者らは続けて悪行をし、監獄長の応対もなかなか出てこない。張淑琴さんはもう一回手紙を書くことを求めた。5月14日、馬士儀、薛淑華は張淑琴さんを連れて監獄長のポストに投書したが、今なおまったく消息がなく、原因もしらされない。

 5月21日に、監視役の秦艶霞はまた法輪功修煉者の周巧航さんに1時間あまりの苦しめをした。監視管理室の警察も数回、4監区の当番警察を探したが、居留守をした。

 4監区中に、何度も受刑者らが集団で法輪功修煉者を殴打する事件が発生し、2度の総監獄長宛ての手紙を投書しても返事がなく、暴力を振るう受刑者にいかなる処分も与えなかった。しかし被害者に対しては幾重にも監視して、消息を外に漏らさないようにした。3月初めと4月末に、受刑者らは2度も法輪功修煉者の巴立江さんを殴打し、被害者に手錠をはめて吊るし上げようとしたこともあった、監区の大隊長の馬のえこひいきの下で、そのまま棚上げにしてしまった。

 2008年7月3日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/6/26/180958.html