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牛進平さん夫婦は不法に労働教養を受け、4歳の娘は一人ぼっち

(明慧日本)2008年4月20日、法輪功修煉者の牛進平さん、張連英さん夫婦は、4歳の娘・清清ちゃんを連れて買い物から帰ってきた時、家の玄関で北京市東城区国保警官に強制連行された。中国共産党の警官は、4歳の幼い娘の前で夫婦を殴ったり蹴ったりして、牛進平さんを後から両手に手錠をはめてソファーに放り投げた。4歳の清清ちゃんは怖くなって泣き叫び、親戚に連れられておばあさんの家で面倒を見てもらっている。

 現在、幼い清清ちゃんの両親は、不法に2年半の労働教養処分をされたため、80歳のおばあさんが幼い孫娘の世話をしなければならない。その上、清清ちゃんの幼稚園の授業料を払うのに、おばあさんは経済力がないので負担することができない。親戚達は、清清ちゃんの教育問題を解決するように、国保警官や関連政府の部門に相談したが、警官や政府は2カ月間も責任を互いになすりつけている。

 中国共産党当局の労働教養決定書には、以下のように書かれている。2008年4月、牛進平さん、張連英さんの家は「法輪功の宣伝用の印刷物」(中国共産党の迫害を暴き出す真相資料)を40部を隠し持っている。しかし、警官は先に強制連行し、次に家宅捜査し、法輪功の資料を見つけた。警官が前もって誰かの家に「法輪功の宣伝用の印刷物を隠している」ことを知っているのはあり得ない。張連英さんは強制連行された後、6月初めまでずっと不法に北京市昌平各豆村留置場に拘禁され、北京市公安局東城支局の法制処で労働教養処分を受けた。

 張蓮英さんは公認会計士であり、もともと光大グループの処長を務めていた。娘の誕生から1年に満たない2005年に強制連行され、不法に2年半の労働教養処分をうけ、2007年12月13日にやっと家に帰った。張連英さんは北京労働再教育人員派遣所と北京女子労働教養所で非人道的な苦難を受けたことがある。体は殴られて怪我をして、頭部に重傷を受けた。縄で縛られ、長時間睡眠と大小便を禁止され、生理期間中にもトイレに行かせてもらえなかった。罵られるなどの非人道的な精神的迫害をうけた。張蓮英さんは迫害により7回気絶し、危篤状態に陥ったことがある。国保の警官は牛進平さんの親戚を脅し、張連英さん夫婦が労働教養されるのは北京市公安局の指示だと公言した。牛進平さん、張連英さん夫婦は4月30日、不法に2年半の労働教養処分を受けた。現在、牛進平さんは北京団河労働教養所の3大隊に拘禁され、張連英さんは北京市女子労働教養所に拘禁されている。

 牛進平さん、張連英さんが「真・善・忍」の信念を守ったために受けた迫害は、法輪功修煉者が受けた迫害の典型的な訴訟の実例として、すでに欧州議会に提出された。エドワード副議長は北京を訪問した時、牛進平さんと会見したことがある。情報筋によると、正義の弁護士が介入していたが、しかし中国共産党当局はいろいろな理由をもって弁護士の会見を阻止している。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年7月3日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/7/2/181308.html