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人権聖火が日本に引き継がれ、各界が中国共産党の人権迫害を厳しく非難


文/日本大法弟子

(明慧日本)「法輪功迫害真相調査連盟」(CIPFG)が発起した人権聖火活動は、2008年6月18日に日本に到着し、東京で幕を開けた。そして長野、大阪、名古屋、広島を経由して、29日に最後の地、福岡に到着した。その後、韓国に引き継がれる。人権聖火が日本の6大都市を経由する中で、各地の議員、大学教授、NGO代表、在日中国人などが来場して祝辞を送った。そして皆の共通の心の願い — 法輪功及び大勢の中国国民に対する中国共産党の人権迫害を制止するよう呼びかけた。

 日本の各界は中国共産党の暴行を厳しく非難

 東京の人権聖火集会の中で、数年にわたって法輪功の人権を支持してきた中津川元国会議員は、中国共産党の人権弾圧を厳しく非難した。彼は、「周知のとおり、チベット、キリスト教など団体に対する中国共産党のさまざまな迫害の中で、最も憤りを感じるのは法輪功に対する迫害である。今現在に至っては、なんと生体臓器移植にまで発展している!」と強く呼びかけた。続いて中津川氏は、「法輪功問題を解決しない限り、中国共産党はオリンピックを主催する資格はない」と、明確に指摘した。

 大阪の集会では、「大和心の会」の吉村伊平幹事長が、「共産主義は人類において癌細胞であり、癌細胞が増殖すると私達の体、生命はいずれ死んでしまうだろう。共産主義が増殖すると、人類の平和が存在しなくなるだけではなく、人類自身が滅亡するに違いない。共産主義は、つまりこのような恐怖主義なのだ。私達はこれらのものの増殖を許すわけにはいかない。私は法輪功修煉者たちと一緒に本当の中国を取り戻すことができることを確信する」と、述べた。

 広島の石橋良三県議会議員は、「法輪功修煉者たちが経験した迫害は、私達にとっては想像を絶するものである。中国大陸で起きている深刻な人権迫害は、インターネットを通じて、全世界が知るようになっている」と、指摘した。

 かつて20数回にわたって中国に行ったことのある尚絅大学の貞包治夫教授は、発言の中で中国の人権迫害を厳しく非難した。彼は「1989年の学生運動に対する中国共産党の残忍な弾圧をはじめ、今に至っても法輪功修煉者に対し残酷な迫害を続けている。これは驚くべきことであり、このような人権迫害の下で、中国共産党はオリンピックを開催しようとしている」と、述べた。続いて貞包教授はまた、今回の人権聖火リレーの趣旨に賛同して、オリンピック前に人権に対する中国共産党の迫害を制止するよう強く呼びかけた。 

 かつて迫害を受けた経歴もあり、今回日本での6大都市にわたる全ての人権聖火リレーに自ら人権聖火の引き継ぎを行ったCIPFGアジア調査団の安東幹副団長は、「共産党は人々を暴力と嘘で洗脳してその思想を変えようとし、信仰を許さない。法輪功、キリスト教、仏教などに対する中国共産党の弾圧は、共産党自身が邪教であることの証明であり、つまり、邪悪な政党なのだ」と、指摘した。

 安東副団長はまた、「最初から国民に対する鎮圧をもって政権を維持しようとする中国共産党政権の将来はそう長くない。日本での人権聖火リレーの中で、たくさんの日本の国民がますます中国共産党の人権迫害の残酷な状況を知るようになり、自らパレードの隊列に入って一緒に歩いたり、私達に頑張ってと応援の拍手を送ったりして、人権聖火活動を声援してくれた」と、述べた。そして、人権聖火は全世界でのリレーに成功したことは、人権迫害が早く終わることを示していると自信をもって表明した。

 人権聖火活動は日本のメディアの関心を集めた

 人権聖火が6月25日に日本の主要な都市の名古屋に到着する前に、日本中部地区の最大のメディアである「中日新聞」は、現地在住の法輪功修煉者の境遇を報道した。この修煉者は6月25日に開かれた人権聖火リレーの集会上で、中国公安当局がオリンピック前に、中国の法輪功修煉者である母親を不法逮捕したことを告発した。人権聖火が名古屋での活動を終えた翌日、「中日新聞」は当日の人権聖火リレーの盛況を報道した。日本の三大新聞社の中の一つである「毎日新聞」地方版も素早く人権聖火活動について報道した。

 6月28日人権聖火は広島に到着し、現地テレビ局の「中国放送」は当日の人権聖火活動について報道した。

 情報によると、グローバル人権聖火リレーは、現在すでに五大陸37カ国120都市を経由して、7月2日に韓国に引き継がれ、7月18日にマカオに到着し、7月20日には最終地点の香港に到着する。

 2008年7月4日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/7/3/181410.html