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空軍将校の于長新さん 北京で秘密に拘禁

(明慧日本)もと法輪大法研究会の構成員で空軍将校の于長新さんは、共産党が凶暴に法輪功を弾圧し始めてから、直ぐに18年の刑を下され、妻も同様に10年の刑を秘密に言い渡された。于さんは北京朝陽区の「空軍小紅門留置場」に密かに拘禁され、外部と隔絶されている。

  小紅門は外見からは何も見てとれないが、しかし不法に拘禁された法輪功修煉者が残酷な迫害を受けている。

  于さんは、空軍指揮学院の離職休養中の幹部で、正師級、副軍の職務であった。延べ30年あまり飛行し、およそ2千時間の飛行経験がある。数十年来、飛行訓練と飛行理論の面で空軍に貢献し、2等の功績を受けたことがある。1992年6月、于さん夫婦は病気治療と健康保持のため、法輪功を修煉し始めた。間もなく于さんの身体に大きな変化が起きた。以後これは普通の気功ではないと、心を修め、宇宙の特性「真・善・忍」に基づいて、道徳の高尚な人になる功法だと分かった。こんなに素晴らしい功法を得ることができて、年配の夫婦は共に非常に喜んだ。

  1999年7月、于さんが逮捕された後、家は2回家宅捜索された。毎回十数人が来て、家に入るとすぐに手分けして、まるで戦場のようで、殺気がみなぎり、壁や、床、倉庫に至るまですべてを見逃さず、本や資料を見ると必ず奪い、甚だしきに至っては煉功の座布団、衣服に付けた小さな法輪バッチさえもすべて見逃がすことはなかった。法輪功と関係があるかどうかに関わらず、手元の字典さえ没収してしまい、これはまさに「徹底消滅」政策(三光政策)である。

  2000年1月6日、于さんに判決が下されて、空軍指揮学院は直ちに家の電話を外し、同時に空軍指揮学院の表門に監視を配置した。誰かが于さんの家に行こうとすれば、必ず検問し、入ることを拒否し、あるいは入っても空軍指揮学院の幹部療養所の幹部の監視の下においた。また家の入り口にも監視塔を設けて、昼も夜も監視し、人に聴かれると于さんの家族の安全の為だと嘘をついたが、実際は監視しているのである。甚だしきに至っては食品を買いに行くにも尾行した。3月19日、突然于さんの妻を空軍指揮学院より追い払い、そして家の門に2枚の封印の紙を貼り、さらに施錠した。

 2008年7月4日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/6/29/181138.html