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日本の法輪功修煉者がユーテルサット社に送った書簡

(明慧日本)関係者各位

 こんにちは、私達は東京在住の華人です。新唐人テレビ局の放送が中止された件について、この書簡を送付しました。私達や、中国国内にいる親戚達は皆、新唐人テレビ局の熱心な観客です。中国国内のすべての国営メディアとは違って、新唐人テレビ局は事実の声を伝え、中国の伝統的な価値観を放送を通じて伝えています。ですから、ヨーロッパのユーテルサット社が、新唐人テレビ局を中国で放送できるようにしてくださったことについて、心より感謝しています。

 しかし、残念なことに、ユーテルサット社のW5衛星に、技術的な問題が発生したため、新唐人テレビ局は中国国内で、すでに2週間も放送が中止されたことを知りました。と同時に、同じ衛星から発信されるボイス・オブ・アメリカは依然として正常に放送されています。私達は非常に心配しています。もし、中国共産党による圧力によって放送が中止されたならば、ぜひ、ユーテルサット社は再びもう一度ご自身の信奉する会社の理念や原則を見直していただきたいと思います。

 ご存知のように、百数年前、アメリカからフランスに大きなプレゼント、つまり自由の女神像が贈られました。自由や民主の普遍的な象徴として贈られました。フランス・アメリカ両国の国民も、このことについて非常に誇りに思っています。日本においても、東京のお台場で、自由の女神を見て感動を覚えます。それは1998〜1999年にかけて、日仏両国の文化交流のときにプレゼントされたものだそうです。いつか、中国人が本当に共産主義による支配や恐怖から解放されたとき、フランス人と同じように本当の自由や民主を獲得できたとき、どうかフランスから中国に対しても、自由の女神像を贈ってくださるよう、それが私達の夢なのです。

 しかし、現在、中国に対して衛星による放送が自由の女神像よりさらに重要になりました。新唐人テレビ局は、中国の人々に対して、世界中および中国で起きている本当の事実を伝えています。それは、唯一、政権に愚弄され洗脳された他のマスコミと異なるものです。すべての中国のマスコミがオリンピック聖火リレーがパリで行われていたとき、フランスの人々が中国および中国人に対して抗議しているシーンが流されましたが、それは中国共産党による編集された映像でした。一方、新唐人テレビ局は、フランスの人々が抗議しているのは、中国政府や人権や自由を尊重していないことに抗議しているのであって、決して中国や中国人を抗議しているのではない、と真実を伝えました。

 同じく、新唐人テレビ局も、中国の伝統的な価値観を広めることに尽力しています。しかし、中国共産党は、中共の党文化を強制的に中国人に洗脳するとともに、中国の五千年の歴史の中で重んじてきた道徳や価値観を批判しています。ただ、中国の伝統的な価値観を広めることで、初めて中国人を、本来あるべき自然や文明のある生活に戻すことができます。これがなぜ、私達が新唐人テレビ局を好んで見てきたかの理由です。

 どうか、私達と一緒に、ユーテルサット社が早く新唐人テレビの放送が再開できるよう努力しましょう。

 東京在住華人より

 2008年7月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/7/5/181495.html