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豪州人権委員:中国共産党が法輪功の迫害に関心(写真)

(明慧日本)2008年7月1日から4日まで、人権と和平国際行動会議(Activating Human Rights and Peace Conference)が、豪州ニューサウスウェイールズにあるバイロンベイ・コミュニティ文化センターで開かれた。豪州人権委員で、法輪功迫害真相調査連盟太平洋支団団長のDr. Sev Ozdowsik OAMは、席上で「人権と北京オリンピック(Human Rights and the Beijing Olympics)」をテーマに講演を行った。同氏はインタビューの中で、中国共産党はオリンピックの主催権を獲得した後、人権を改善する承諾を実現しないだけではなく、中国人民を思うがままに鎮圧し、特に法輪功修煉者に対する迫害を激化させる一方だ、と指摘した。

 
豪州人権委員、法輪功迫害真相調査連盟太平洋支団団長のDr. Sev Ozdowsik OAM

Dr. Sev Ozdowsik OAMは、「法輪功を修煉したために、3千人あまりもの修煉者が迫害され死亡しました。彼らはまた生体から臓器を摘出されました。つまり、法輪功修煉者の臓器が盗まれ、売りさばかれているのです。考えてみてください。もしも、あなたの家族の誰かが心臓や肺臓等を取られて、売りさばかれたとしたら、どう思われますか。だからこのような暴行は絶対、許してはいけません。中国共産党はかつて国際人権宣言に賛成をしています。従って、法律に基づいて信仰の自由を提供しなければならないのです」と述べた。

 すべての人が中国共産党の法輪功迫害に関心を持つべきだ、とDr. Sev Ozdowsik OAMは言う。「中国共産党は今年のオリンピック主催権の獲得国ですが、我々が忘れてはならないことは、中国共産党はオリンピックをも一手に操っている、法輪功迫害を行う同一政権なのだ、ということです。従って人々に関心を持たせ、議論をすることは極めて重要なことです。我々国際人権委員としての責務は、中国共産党が尽くすべき義務を履行しているかどうかを監督することです」と同氏は語った。

 同氏は次のように指摘した。「中国共産党は世界中に中傷行為を凄まじい勢いで行うことで、法輪功を消滅させることを企みました。この前、ニューヨーク・フラッシングで発生した大規模な中国共産党による法輪功修煉者に対する攻撃事件は典型的な例で、馬鹿馬鹿しい行為としか言いようがありません。フラッシング攻撃事件に対して、法輪功修煉者がびっくり仰天することなどあり得なく、現地コミュニティの民衆がいっそう中国共産党の邪悪な本性をはっきり見ることができるのみなのです」

 法輪功迫害真相調査連盟に加入して以来、Dr. Sev Ozdowsik OAMは法輪功の修煉者に接する機会が多く、同氏は次のように語っている。「法輪功の修煉者はみな崇高な道徳に従う人で、彼らは中国共産党の政権をも恐れることのない人たちばかりなのです」

 この南十字大学(Southern Cross University)の和平と社会正義センター(Center for Peace and Social)が主催した、人権と和平国際行動会議は、5年毎に1回開催することとなっている。オーストラリアを含め、13ヵ国の学者や専門家は百名以上の講演者に達しており、人権と和平に関心を持つ民衆と交流をするプラットフォームを提供している。

 2008年7月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/7/5/181473.html