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遼寧省瀋陽市:法輪功修煉者・陳玉梅さん、警官に殴打されて死亡

 (明慧日本)2008年7月4日午前、遼寧省瀋陽市の法輪功修煉者・陳玉梅さん(女性)が大東区長安派出所の悪辣な警官に連行、殴打されて意識不明になり、当日夜に死亡、48歳だった。463病院の医師は家族に、これはすべて殴打された結果だと言った。

 2008年7月4日午前、瀋陽市大東区長安派出所の警官は、滂江街の陳さんの住んでいた団地付近で陳さんを連行した。その場で殴ったり蹴ったりして、陳さんを気絶させた。その時多くの人が警官らの暴行を目撃していた。

 7月4日夜9時頃、110車は陳さんの家に来て、家族に団地の外の120車(110より呼び出した車)へ行き人を識別するように命じた。家族は車にいる人が陳さんであると確認したが、その時陳さんはすでに意識不明の状態であった。120車の乗員は病状がとても深刻で、すぐに入院が必要だと言った。

 その時、110車は責任を回避するため、すでにさっさと逃げていた。110車は大東区長安派出所の車で、当時110車に5、6人の警官がいた。家族が陳さんを463病院に送り届けると、直ちに広範囲に及ぶ脳出血と診断され、必ず手術が必要だと分かった。そこで家族は方々から寄せ集めて、1万元の手術費を納め、陳さんに手術を受けさせた。

 4時間の手術を経て、陳さんは重症棟に送られ、ずっと人事不省の状態のままだった。この時、家族は陳さんの腕や足にはすべて青や紫色の鬱血や地面を引き摺られたような傷跡が見られることに気付いた。それによりやはり殴られたことによる脳血管からの大量出血が起きたと分かり、当時医師は殴打により、あるいはまた引き倒されたことによって起きたと言った人もいた。

  病院で20時間余りの緊急措置を経ても、依然として好転の兆しが見えず、病院側の治療方法も尽きた。そうして陳さんは7月4日夜8時30分頃、冤罪が晴れないままで亡くなった。健康で善良な陳さんはこのようにして24時間の内に、悪辣な警官により生命を奪われた。家族の話によると、陳さんが出かけて30分も経たないうちにこの災難に遭ったという。

  家族が陳さんを病院に送る間も、残忍悲道な悪人らはまだ悪行をやめていなかった。数台の110車が同時に陳さんの家(団地内の自転車管理室)をぐるりと取り囲み、警官らは家族の出入りを禁じて、さらに家宅捜索し、たくさんの大法書籍、DVD、パソコンなどを不法に没収した。

  陳さんは、温厚篤実、正直で善良な人柄であった。法輪功を堅持し、いい人になろうと自分を律し、そのためしばしば悪党に迫害にされた。2002年前後、陳さんはかつて警官に連行され、洗脳班に監禁されて苦しめられたことがあった。陳さんは絶食を通じて抗議し、洗脳班を出る事ができた。陳さんの夫もかつて不法に労働教養処分を科せられたことがある。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年7月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/7/9/181725.html