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建国記念日フィラデルフィアにて:天国楽団は新しい装いを大パレードで披露(写真)

(明慧日本)2008年7月4日午後6時、米国フィラデルフィア、著名な芸術博物館前でのこと。ベンジャミン・フランクリン大通りで歓声が沸き上がった。それはとてもにぎやかな光景であった。今年、67組の民間団体が参加することになった、建国記念日の大パレードである。年に一度の盛大なこの行事に、法輪功修煉者も第7回の招待を受け、これに参加することとなった。






 今年の建国記念日の天気は珍しく爽やかだった。百人を超える法輪功修煉者で構成された天国楽団が、フィラデルフィアで3年目となる大パレードに参加。今年は、はじめて中国古来の伝統衣装を身にまとって登場したのである。団員たちは、藍・白交互の宋の文武官吏の衣装や頭飾りを身につけ、胸には大きな“楽”の字を付けていた。快晴の下、彼らはひと際まばゆさを放って人々を元気づけていたのだ。道中、法輪功修煉者の行列は、『法輪大法好』と『法正乾坤』等の楽曲を演奏。彼らの斬新で明るく美しい衣装、整然とした隊形と高らかに響き渡る音色に、観衆たちの喝采と拍手が沸き上がった。

 ベンジャミン・フランクリン大通りの両側では、多くの華人が賛嘆の面持ちで、法輪功の隊列に向けて次々にシャッターを切った。一人の若い華人男性は、大声で女性の連れに向かってこう言った。「法輪功ですね。早く写真を撮ってホームページに貼り付けないとね」 多くの華人は天国楽団の斬新な装いを指さしながら、満面の笑みで「これは宋の服装ですかね、唐の服装ですかね」と話し合っていた。

 中華週報の記者、朱さんも人の群れの中にいた。彼は微笑んで記者に語った。「法輪功の隊列は素晴らしいですね。写真を撮ったので、そのうち報道しますからね」 同じく華人である老齢のご夫人は、記者にこう言った。「私はずっと法輪功の隊列が来るのを待っていたんです。以前から法輪功の出演をいつも見ていましたが、今年は彼らの新しい装いを見ることができて、本当に嬉しく思いますよ」

 天国楽団が貴賓席に近づいた時、突如としてにわか雨が降り始めた。法輪功修煉者は依然として動じる事なく、微笑みながら観衆に向けて演奏し続けた。楽団は20歳から60歳ほどのメンバーで構成され、社会背景も民族もまちまちだが、法輪功を修煉する願いは共通である。彼らは当日の夜明けには長距離バスに乗り、ワシントンD.C.の首都建国記念パレードに参加。その後、ひと時も休まずフィラデルフィアでの出演に駆けつけている。しかし、彼らの顔からは少しも疲れを感じることはなかった。

 天国楽団は主催側の段取りによって、貴賓席の前で『ビューティフル・アメリカ』を演奏した。200年前、米国13の植民地がフィラデルフィアで独立宣言を発表。「独立宣言」の中では、生存権・自由権・幸福を求める権利等、人の持つべき権利を守ることが書かれている。以来、この権利は米国立国の根本となり、今日の米国憲法ともなっている。法輪功は中国大陸で9年の残酷な迫害を受け続けている……。“真・善・忍”を重んじる法輪功を自由に修煉できる米国の煉功者が、米国の民衆と共にこの記念日を祝える事は、極めて意義深い事なのである。

 雨の中、法輪功修煉者は華麗な姿で世の人々に最も素晴らしい祝福を捧げていた。それと共に、テレビの前でも数百万の観衆がこの祝福を受けていた。中国の同胞、すべての善良な人々が早く真相を知り、素晴らしい未来をつかめるよう望んでいる。

 2008年7月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/7/181628.html