日本明慧
■印刷版   

英国ペンザンスの夏祭に一風を吹き込む法輪功(写真)


 文/イギリス大法弟子

(明慧日本)毎年6月下旬に英国南西部のコーンウォール州(Cornwall)ペンザンス市(Penzance)で夏至を祝うゴロワン祭(Golowan Art Festival)が行われる。2008年の祭りでは、法輪功修煉者の輝く黄色の服が新たな息吹を吹き込み、ペンザンスの市民と観光客に大法の善と和をもたらした。

ペンザンスのプロムナードで煉功のデモンストレーションをする修煉者たち

真相を知らせるための露店

 ペンザンスは英国でも著名なリゾート地。英国本土の最西南に位置し、鉄道駅の終点にあたる。コーンウォールの伝統文化を促進させることが夏至祭りの主旨。祭りのハイライトであるパレードでは、ペンザンス市内と周辺の小学生がそれぞれ趣向をこらした服で参加する。今年は、法輪功修煉者もパレードに招かれ、ペンザンス市民とともに祭りを祝った。真相を伝える露店も設置され、中国共産党による修煉者虐殺・迫害の事実を人々に伝えた。



ペンザンス夏至祭のパレードに参加した法輪功修煉者

 今年のパレードは6月28日に行われた。多くの地元住民や観光客の注目の的となる年に一度の大行事で、沿道には人山ができていた。午後二回にわたるパレードで「法輪大法好(法輪大法は良い)」と書かれた黄色の横断幕を掲げ、獅子舞の後に腰太鼓隊が続いた。太鼓の音を鳴り響かせ、顔には微笑みを浮かべ、颯爽とした姿で修煉者たちが歩くと、沿道の観衆も喜びに包まれた。観衆の多くは、修煉者に手を振り、太鼓に合わせて手を叩き、中には「素晴らしい!素晴らしい!」を連発する者もいた。

 修煉者から美しい手作りの蓮の花を受取った人々は感動していた。蓮の花には英語と中国語の両方で「法輪大法は良い」「世界は真善忍を必要としている」と書かれたラベルがついており、観衆の多くは花を手にして「法輪大法は良い」「世界は真善忍を必要としている」という言葉を声に出して読んでいた。中国語の発音を学んでいる人も少なくなかった。

 二度にわたる町中のパレードは2時間ほどに及んだ。英国南西端の人たちへの祝福の言葉として腰太鼓隊の「法輪大法は良い」という叫び声が響き渡った。合計2000個に及ぶ手作りの蓮の花と無数の祝福を受け、パレードが終わった後、人々はゆっくりとその場を去っていった。

 翌日の6月29日には、真相を伝えるための露店が設置され、善良な修煉者が邪悪な中国共産党政権に9年間にわたって残虐に迫害されていることについて、道行く人々に修煉者が説明した。同時に、ペンザンスのプロムナードでは、法輪功を紹介するための煉功のデモンストレーションが行われた。

 道行く人の多くが、足を止めて静かな煉功を眺めていた。パンフレットを読んで修煉者に真剣に質問する者もあり、さらに多くの人々にメッセージが伝わった。腰を下ろして仔細に煉功を見る人や、30分くらいじっと見ている人もいた。

 一人の女性は法輪功を学ぶことに関心を示していた。英国の最南西のペンザンスにも煉功点はあり、毎朝公園で煉功をボランティアが紹介している。ペンザンスには住んでいないとのことだったので、インターネットで無料で書籍と五つの煉功の録画をダウンロードできることを伝えたら、彼女は嬉しそうにその場から離れていった。

 2008年7月11日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/6/30/181216.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/7/7/98779.html