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師父による啓示:全体で共に向上する


文/河北省の大法弟子 法欣

(明慧日本)法が正す勢いがすさまじく前進するにつれて、師父が法を正すことを実証する大法弟子も日々精進しています。今となって、法が正す最後の段階となって、残された日もそう多くはありません。ここで私は、他空間で見たことを書き出して、同修にとってさらに精進する動力となれば嬉しく思います。全体で向上し、全体で円満成就しましょう。

 最近ある日、私は朝、静功をしていた時、自分の世界はいたる所に花が咲き誇る世界に見えました。開いた蓮の花は、白い綿のように純白でした。私は、綿の花のように純白に咲く花は、きっと純粋な慈悲を意味しているのだろうと思いました。この時、金色輝く色に変わりました。まん中の大通りも透き通ったガラスのように、黄色の光を放っていて非常に美しかったのです。

 ちょうどこの時、師父は私の前にやって来られました。私はただちに涙が流れました。師父は、「これまであなたに説法した話を覚えていますか」と言われました。私はただちに師父に、一通り暗唱しました(私は天目が見えるので、師父は私にいつも法理を悟らせてくれます。ここで多くは言及しません)。師父はさらに、「では、あなたに一つのものを差し上げましょう」と言われ、遠い所から大きな蓮の花が飛んできました。何層もある蓮の花の中は、まだ空っぽでした。そこで私は、木に咲いているすべての蓮の花を、師父からいただいた大きな蓮の中に入れるべきだと考えました。師父は、「なぜこれを与えたのか分かりますか」と聞かれました。私は「分かります。私の心が蓮の花のように純白で慈悲があるように、そして大法の中で修煉してできた智慧も蓮の花のように慈悲であるように、同修たちが向上できるように、そして大法の中で修めた智慧をもってすべての蓮の花を同修達の手の中に送れるように、全世界を光で照らすように」と答えました。すると師父は、「私は衆生の代わりにあなたに感謝します」と言われました。私は「そのようにおっしゃらないでください。これは私がやるべきことです。私は師父の片手になります。大法の仕事を師父から悟った法理と智慧をもって、さらに良く実行していきます」と言いました。師父は私を見ながら、非常に重苦しい声で、「もしすべての学習者がこのようにできれば、邪悪はとっくに解体し、迫害も終わったことでしょう」と言われました。私は「師父、どうか悲しまないでください。ご安心ください。私は同修たちと一つの全体となって間隔を取り除き、法をしっかり学び、正念をもって全体で向上していきます。邪悪を解体させ、迫害を終わらせ、師父と共に家に帰りたいです」と言いました。師父は私を見て、まるで親が子供を見るかのようにその場を少しずつ去って行かれました。ちょうどこの時、私も出定しました。

 私は、すべての修煉者は個人修煉の段階において、さまざまに異なる状態が現れると思いました。しかし、同修が矛盾に出会ったとき、皆自然的に外に向かって探してしまします。また、憤りを覚えながらも解決できません。実は矛盾を解決し、魔から抜け出す唯一の方法は、やはり法をたくさん学ぶことです。自分が本当に大法と同化できるように、旧宇宙の「私」から脱出し、人間の理を抜け出し、無私無我、他人を優先するという宇宙の良い基準をもって自分を律するべきです。私達は大法の中で修煉して悟った法理、智慧は、関を乗り越えるためにあります。大法をもってすべてを円容します。同修に対しては、同修の間違いや修煉における正念の不足などについて、慈悲をもって善意で指摘すべきです。本当に同修が法に基づいて向上できるように、自分の悟った法理を同修に聞かせ、同修と法に基づいて交流し、共に向上すべきです。私達は一つの全体です。誰かが矛盾や魔難に出遭ったら、難を乗り越えられなくなったら、向上できなくなったら、それは私達全体の損失ではありませんか。私達は、慈悲や智慧をもって、同修の心を開かせ、問題を解決し、共に向上します。皆、共に向上して、私達は皆、神の道を歩み、全体が神の状態になれたら、初めて偉大なる全体の円満成就になるのです。初めて、師父から学んだこの宇宙の大法の偉大なる威徳の名前にふさわしくなるのです。

 以上は、個人の現時点の中で見たもので、正しくないところはどうかご指摘ください。

 2008年7月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/7/181619.html