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上海の薬物博士・曾佳烽さんは再び2年の労働教養を科せられた

(明慧日本)上海の法輪功修煉者で薬物博士の曾佳烽さんは2008年2月10日に江蘇省の出身地に帰省中警察に連行され、現在共産党南通市労働教養管理委員会に2年の労働教養を科せられた。これは曾さんが6回目に連行され、2回目の労働教養を科されたことになる。

 曾さんは貧しい人に2千元を援助したことがある。2007年旧暦新年のとき、彼は他人に依頼され、もう1人の法輪功修煉者に『転法輪』をもっていった、さらに別の法輪功修煉者に中共脱退と厳粛声明について述べ、さらに2000元をあげた。2007年5月1日、曾さんが2007年新唐人新年祭のビデオをもう1人の法輪功修煉者にあげた。2007年8月に、電子書籍を先の2人の法輪功修煉者にあげた。

 以上の事実で、南通市労働教養委員会は曾さんを2年の監禁、強制洗脳を決めた。

 曾佳烽さんは、中国科学院上海薬物研究所博士で、1996年法輪功修煉をはじめ、1998年に博士号をとってから、研究所に残って仕事をした。1999年7月20日、中国共産党による法輪功弾圧がはじまってから、曾佳烽さんは7月21日に上海市政府に上申に出かけ、武装警察に連れて行かれ、さらに警察に派出所までつれていかれて尋問された、これが曾佳烽さんの最初の連行であった。

 2000年4月24日、曾佳烽さんは再び北京に上申にでかけ、4月25日に天安門広場で共産党に連行され、上海に戻され1カ月不法拘留され、上海市第一留置場に監禁された。その後、会社は契約が満了したという理由で曾佳烽さんを解雇した。ここまで曾佳烽さんは4回連行された。

 まもなくして、曾佳烽さんは5回目に連行され、2年の労働教養を科せられた、2000年10月から2002年10月の間、曾佳烽さんが徐匯区留置場、上海市第一労働教養所、第三労働教養所で、長時間の座り込み、重労働、洗脳、ほかの受刑者の侮辱、侮りとののしりなど非人道的な待遇をうけた。

 2008年2月10日、曾佳烽さんが江蘇省の地元で帰省中、再び警察に連行され、翌日不法に刑事拘留され、その後不法に労働教養された。現在曾佳烽さんの行方は不明である。

 曾佳烽さんは再び監禁され、家に4歳の娘しか残っていない、妻の唐春萍さんが勤務先の上海中国科学院研究所に呼ばれ尋問され、尾行された。曾佳烽さんが連行されて20日後、曾佳烽さんの義母が上海で心配しながら逝った。唐春萍さんも2000年のとき不法に2年間の労働教養を科せられた、この家族の生活は非常に苦しい。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年7月13日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/5/2/177669.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/5/22/97521.html