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遼寧省朝陽市に住む李文生さん、呉金萍さんが受けた迫害

(明慧日本)6月27日、朝陽市双塔区の裁判所は、法輪功修煉者・李文生さん、呉金萍さん夫婦に対して、法的根拠に基づいた証拠もなく、秘密裁判を通して有罪判決を下した。その後、呉さんは北票留置場で拘禁された。朝陽市610弁公室、公安局の警官らは、李さんを朝陽市の自宅から北票裁判所まで強制連行したうえ、夫婦二人に対して同時に秘密裁判を開廷しようとした。その後、呉さんは残酷な迫害のため、大量出血し、危篤状態に陥り、裁判所から出ることができなくなった。それを見て警官らは、呉さんに対して強心剤などの注射を打ったが効果はなかった。情報によると、警官らは李さんに対してのみ秘密裁判を行ったという。呉さんは危篤状態に陥ったこともあって、呉さんの家族は北票市留置場の担当者に対して、ただちに治療するよう求めたが、留置場の担当者は「金を出せば治してやるが、金を出さなければここに来るな」と言った。

 最近、警官らは法輪功修煉者・武栄傑さんを拘束したうえ、十数日間という短い期間での調査・証拠収集を行い、実質的にいかなる証拠もなく、武さんを瀋陽大北監獄に投獄した。その後、法輪功修煉者・馮麗さんもひそかに瀋陽大北監獄に投獄された。

 しかし、上述の二人の修煉者が投獄されたことについて、いまだに家族には通知されていない。最近、法輪功修煉者・李迎軒さんは、迫害のためきわめて衰弱し、それでも断食を通して、自分の信念の自由を守ろうとして、人道に反する迫害に抗議した。その後、強制的に朝陽市八里保病院に入院させられ、手錠をかけられたまま強制的に灌食を強いられた。李さんの家族が面会を求めたが、非常に理不尽な扱いを受けたという。

 情報によると、最近不法に逮捕された法輪功修煉者は、いずれも6年以上の実刑判決を言い渡されたという。裁判所の裁判官は、「裁判官が刑を下したのではなく、刑期はいずれも610弁公室の担当者自らが決めたものであり、法輪功修煉者に対してこのような重い判決を言い渡すのは、理不尽である」と語った。

 (法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年7月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/7/181620.html