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ユーテルサット社が新唐人テレビの通信を中断、「国境なき記者団」は真相を暴露(写真) (明慧日本)2008年7月14日、国境なき記者団(RSF、本部・パリ)カナダ代表はカナダ国会で記者会見を開き、ユーテルサット社が技術的問題を口実にして経済的利益のために中国共産党に屈し、新唐人テレビのアジア通信を中断したという調査結果を発表した。そして、カナダ及びフランス政府を含む国際社会に、ユーテルサット社が新唐人のアジアでの正常な放送を回復するよう促すことを呼びかけた。
中国共産党は通信会社を買収し、オリンピックを前にメディアの締めつけに全力を尽くす 国境なき記者団のカナダ主任Katherine Borlongan氏は、当日の記者会見で表した。「6月23日にユーテルサット社の従業員とある北京の宣伝部門の官吏の対話の録音からもらった情報によると、ユーテルサット社が新唐人のアジアへの通信を中断することは、政治的意図のもとに、公然と自由な情報流通の原則に背く行為で、表現の自由を犯すものである」。 彼女は「多くのその他の中国語テレビ局と異なって、新唐人テレビ局は大量に中国の人権問題を報道している。例えば、チベット問題、非合法の教会、法輪功など、これらのテーマは中国ですべてとても厳格な審査を受ける。明らかに、オリンピックまでの1カ月足らずの時間の中で、これらの自由な情報の流通は極めて重要になっている」と話した。 「もしユーテルサット社が直ちに新唐人のアジア中継を回復しなければ、同社のすべての顧客は番組の内容によって、いつでも恣意的に電波を切断されることを意味することになる」と彼女は語った。 2001年、中国政府はオリンピック開催を申請する際、メディアに自由を与えることを約束したが、しかし「中国のメディアの自由は全く保障が得られません」と彼女は強調した。 王紹九氏は「カナダで中国共産党は全力を尽くして新唐人テレビ局の業務を邪魔しました」と言った。彼は例を挙げて話した。中国の大使館から伝え出されたファイルによると、中公使館は方策を講じて、カナダが通信委員会(CRTC)とロジャース有線会社に、カナダでの新唐人のテレビ番組を放送させないようにした。 カナダの前アジア太平洋局長ビッド氏も当日の会見に参加した。彼は「ユ社総裁のBerretta氏はかつて2005年に新唐人の中国に対する放送を断ち切ることを試みましたが、60人近くのカナダの国会議員と上院議員は共同で署名してこの決定を阻止しました」と話した。 利益のために道義を犠牲にする ユ社の行いは基本の価値観に衝撃 新唐人の視聴者で、民主活動家の石興建氏は「ユ社は利益のため、中国共産党に迎合して、メディア、言論の自由を抑えるのは、民主国家の基本的な価値観に対する衝撃です。もしユ社ができるだけ早く自分の誤りを是正しないならば、中国共産党の共犯者になります」と話した。 最後に王紹九氏はこう述べた。「中国は世界の強国になりたいのです。私は自由な世界の強国が人間性と世界のために錦上に花を添えているのだと思います。しかし、自由のない世界の強国に何が発生したかを私達は歴史から見ました。私達の中国語のメディア、特に私達が中国に向けて放送している時、私達の行ったこととカナダテレビ局CTV、CBCの行ったことはとても異なっています。その重要性は中国人に対するだけではなくて、 人間性と価値観にもあります」。 2008年7月16日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/15/182089.html) (英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/7/16/99012.html) |
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