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唐山安康病院へ連行された李鳳珍さんが受けた迫害

(明慧日本)2008年6月10日5時ごろ、河北省唐山市唐海県の警察官・李福国、王民をはじめとする7、8人が法輪功修煉者・李鳳珍さんの家に不法乱入した。 4人の警察官が強行に李鳳珍さんをパトカーに担ぎさらった後、全てのたんすの鍵をこじ開け、家財全てを押収した。

李鳳珍さん

 李鳳珍さんは、不法に唐海県留置場に入れられ、極度の恐怖の為にご飯が食べられなくなっている。6月25日、李福国、王民等は親族からお金を取ることに失敗したため、李鳳珍さんの夫の職場(郵便局)から4000元を強請った。そして、李鳳珍さんを唐山安康病院に送りつけた。

 安康病院では多くの法輪功修煉者が迫害をされたことがあり、そこの迫害手段は非常に残酷である。

 石家庄の修煉者・邱立英さんは2000年に安康病院に不法に収容されていた。安康病院の不法人員は、邱立英さんに無理やり中枢神経を破壊する薬を飲ませたが、邱立英さんは、毎回こっそりと吐き出していた。しかし、ある時見つかってしまい、やむを得ず何服かの薬を飲まざるを得なくなってしまった。その結果、身体に異常な症状が現れた。朝から晩まで眠気が取れず、足がすくんで立つのも不安定で、舌はこわばり、発音がはっきりせず、眩暈がして、眼は腫れ、精神もぼんやりしていた。

 唐山新区で教師をしている修煉者・張保環さんは、2002年に安康病院で様々な拷問を受けた。彼女は一度に4人の受刑者に抑えられ、強引に神経を破壊する薬物を投与されたため、たちまち眩暈と頭痛に襲われた。全身の力がなくなり、苦しさの余り両手で胸元をつかみ、心臓を取り出したら楽になれるような感じがしたという。 

 現在、中国共産党の警察が李鳳珍さんを安康病院へ連行してから8日が過ぎたが、唐海警察は彼女の現状を家族には何も告げておらず、家族は何度も唐海県公安局に李鳳珍さんを帰すように要求したが、警察は責任逃れをするだけである。李鳳珍さんの兄の法輪功修煉者・李恩英さんは、迫害で命を奪われてから1年と経っていない。

 善良な方々、まだ悪を犯している人達に電話を掛け、今すぐに迫害を止めるように呼びかけてください。

 (法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年7月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/8/181704.html