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EU議会副議長、法輪功への迫害に関心を寄せる(写真)

(明慧日本)EU議会は2008年7月9日午後、ストラスブールの議会ビルで開催された。中国オリンピック開催前の問題と震災後の状況について議論した。会議中、EU議会党に所属する数名の代表が、中国共産党による長期間の人権犯罪問題を譴責し、EU議会のハンス=ゲルト・ペテリング議長も北京オリンピックの不参加表明で自己意思を示した。。

EU議会エドワード・マクミラン−スコット副議長が会議で発言

 スコット副議長はユーテルサット社事件と法輪功修煉者者・曹東氏、牛進平氏、張連英氏と人権弁護士・高智晟氏と胡佳氏らが受けた迫害について話した。これによって、法輪功の迫害問題の深刻さを訴えた。

 「6月16日、ユーテルサット(Eutelsat)社は、新唐人テレビ局のアジア放送をフランス政府の許可で勝手に中断した。同じような状況がかつて発生したこともある。ここで、フランス政府に対して、放送回復への協力をお願いをしたい」。

 また、「本日、国連拷問禁止委員会と宗教自由に関する機関に報告書を出した。それは、2年前に北京で直接面会によって情報を収集したものだ。曹東氏は中国北部の監獄で拷問を受けている。牛進平氏は2008年4月20日に再逮捕のうえ拷問された。彼の妻・張連英氏は4回の監禁生活で50種の拷問を受け、ネットに掲載された拷問証明資料からも明らかである。高智晟氏は、キリスト教を信仰する人権弁護士で、彼は以前から虐待を受け現在まだ監禁されている。胡佳氏はEU議会人権委員で証人として立ち上がったために中国共産党に強制連行された」とスコット副議長は話した。

 以上の事実に基づいて、スコット副議長は、「これは一種の恣意的、残忍かつ偏執狂の政権としか言えない。フランスのサルコジ大統領を北京から離すべきだ」と述べた。

 2008年7月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/14/182014.html