日本明慧
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危険

— 最近、他の空間で見たこと(その二)


文/大陸弟子  天羽

(明慧日本) 前文のつづき

 (2)常人の事に執着 本末転倒の危険

 最近非常に不精進の状態が続き、毎日自分の商売の事ばかりに奔走しています。法を実証することは重要だと知っていますが、師父に私達は最大限に常人に合わせると教えていただいたので、私がこのようにするのも間違っていないだろうと思い、その上私の儲けたお金は一部分を大法の事に使っており、儲かれば儲かるほど、資料点の方の負担を軽減することができ、それも衆生を済度することになると思っていました。これは私の口実です、見た目はとても立派ですが、実はとんでもないことです。私は天目が見えるので、以前は如何に不精進といえども、三つの事の中で少なくとも私は発正念をやり遂げていると思いました。なぜかと言うと私は邪悪を見てそのまま消滅しないではいられませんでしたから。

 しかし最近の不精進状態では、私はさらに発正念をしなくなり、金を儲けることばかり考え、邪悪な生命を見つけても、どうせそれは大きい事ができないので多くなってから一緒に消滅しようと思っていました。そこで私の発正念は毎回の正時に発するより4つの定時発正念にまで減り、最後に4回の定時にもしなくなり、結印をして自分自身の空間場をきちんと整理することをもしなくなりました。師父は毎回発正念前にきちんと整理するように要求されていますが、私はちょっと時間がもったいないと思い、せいぜい毎日10分間空間場を整理することにしました。学法では本を取り出した途端に居眠りし、あるいは集中できず、煉功をするときは、次第に、私の商売はこうこうしよう、今日はなにを仕入れて、どうやれば顧客が多く立ち寄るかと思ってしまいました。長い間にその他の空間にいる衆生が見えていなかったため、彼らの安否を私はすでに忘れてしまいました。

 このように、この危険な不精進の状態が約1カ月続いており、つい昨晩は寝る前に、私は突然一つの問題を思いました、私は最近何をしているのか、私は自分に質問しました。「あなたは三つの事をしているの? よくできたの? こんなにばたばたしていて正しいの? 精進するべきじゃないでしょうか」と、こう考えながら寝つきました。しかしこのような一念だけで、師父は私がまだ望みがあると見られて、また他の空間の情況を私に見せて、私を棒喝し、励ましておられました。

 私が見た事は簡単ですが、とても驚いて悔やんでいます。直ちにそれを書き出さなければなりません。情況は以下の通りです。私はある川沿いにいて、そばにいるのはすべて普通の常人です。突然に、多くの仙女が空中に現れて、普通の人達はすべて驚いて凍りつき、次から次へ空を眺めました。 私もあお向いて見ると、突然私の服も仙女服になり、さらにゆっくりと上がっていきます。そばにいる人の注意力が空から私に向かい、すべて驚いて私を見るようになりました。彼らは身の回りに仙女がいると思わなかったため、たちまち囲んできました、私はゆっくりと昇る時にとても自慢そうに、私は舞い上がることができる、私は仙女だ、凡人じゃないとみせびらかしました。

 このように、私は彼らのうらやむ目線の中で数メートルの空まで舞い上がりました。しかし私に罰が来ました、私は更に高く上がることができず、そのまま留まっています。常人は取りざたし始め、私は恥ずかしながらも自分がとても重く感じて自分をよく見ると、仙女服の外に意外にも普通の常人の服を着ており、しっかりと仙女の服を包んでおり、そのため私は動くことができなくなっていました。どうして普通の常人の服が現れて私を縛っているのか不思議に思う時、突然空に再び大量の仙女が現れました。私は心で、神が完全に現れて、法が人間を正すときになったのか? と思いました。地上から無数の仏、道、神の様子の大法弟子が舞い上がって来ました。私が非常に感動している時、地上には心痛む場面が現れました。たくさんの大法弟子がいて、私が面識のある人、しかし三つの事をしない人、彼(彼女)たちは舞い上がる大法弟子に向かって手を振って涙を流しながら別れました。このようにして、空中に仏の姿でいる厳かな大法弟子と彼らの周囲に雄壮で美しい場面があり、地上で常人の服を着て、苦しい顔をして、円満成就した大法弟子に手を振って別れる、よく出来ていなかった大法学習者と鮮明な対照になりました。私は地上にいませんでしたが、空中に中途半端でいて、やはり円満していない一人です。ここまで意識したら私の心は切られるように痛くて、悔やんで、あきらめたくないため、大声で叫びました。「師父、私にもう一回機会をください!」・・・ここで夢が覚めました。

 正法は本当にもうすぐ終わるので、私も本当に危険です。さもなければ師父が私に見せる事はされないでしょう。もしすべてが今日で終わるとならば、私は夢の中の結末になり、きっと後悔しても追いつきません。今まだ常人の事に奔走する同修たちよ、時間をしっかり切り詰めましょう。決して自分に残念な思いを残さないようにしましょう。もしすべてが明日で終わると考えて見てください、あなたはまだ常人の事に奔走し、心を費やして三つの事を見落としますか? 常人の仕事はただ私達に生計の道を計る一つの手段に過ぎず、私達の責任を忘れないように! どちらか大事か、自分で考えてください。

 (続く)

 2008年7月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/13/181929.html