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吉林市:「聖火」のための狂気じみた逮捕活動

(明慧日本)7月15日に「聖火リレー」が吉林市に到着する前に、吉林市の中共職員は、二ヶ月前から市民を逮捕し始めた。しかし、犯罪者を逮捕するのではなく、独裁を指摘する「違う意見を持つ」人々、家を奪われた市民たち、失業者、そして法輪功修煉者や宗教信者などである。

 統計によると、二ヶ月以内に、吉林市の610弁公室は100人の法輪功修煉者を逮捕した。オリンピックが近づくにつれて、7月に公安警察は何の法的手続きもないまま、ドアを突き破って押入り、法輪功修煉者を強引に連行した。連行された人達は行方不明になった。

 2008年7月7日朝6時に、吉林市の法輪功修煉者・王頴さんは、長春通りの交番の警察に強引に連行され、家財を没収された。7月9日、竜井市の法輪功修煉者・吉今玉さん(60)は、一年間も強制労働を強いられた。現在、長春市の黒嘴子女子刑務所に拘留されている。吉さんは道を歩いていたときに連行され、それから家財を没収され、吉さんの娘の学習用ノートパソコンも没収され、警察は吉さんを殴ったり蹴ったりしていた。

 7月10日午後2時ごろ、吉林市の法輪功修煉者・馬麗さんは勤務先で、越北交番と保安大隊の警察に連行された。それと同時に、現金7000元(日本円約6万円)とキャッシュカード、預金通帳、プリンタなどを一緒に奪われた。警察は、馬さんから家の鍵を奪い、近所の交番の警察と一緒に馬さんの家に押入り、ノートパソコンを奪った。現在、馬さんは吉林市の看守所に監禁されている。

 7月11日午後3時半ごろ、吉林市の法輪功修煉者・米紅さんは自宅で警察に連行され、家財を没収され、米さんの娘も一緒に交番まで連れて行かれた。

 7月11日午後、4人の法輪功修煉者が連行された。

 7月12日午前0時半ごろ、法輪功修煉者・杜洪芳さん、楊淑華さんとその妹が連行された。

 7月13日、吉林市の法輪功修煉者・斉艶明さんが連行され、家財を没収された。

 7月13日、吉林市の法輪功修煉者・董殿清さんとその妻が自宅で連行された。

 吉林市の警官は極度に緊張し、「聖火リレー」を吉林市で行うため、このような「準備」を行っていたのである。

 2008年7月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/17/182193.html