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中共は法輪功修煉者の情報提供を要請、日本側は拒否(写真)

(明慧日本)先日、中国共産党(中共)は、日本にいる法輪功修煉者の名簿を提供するよう日本政府に要求したが、日本政府はこれを拒否した。2008年7月16日、東京を初め日本の40以上の県、市の50社以上のメディアがこのニュースを報道した。共同通信社の報道によると、中共当局はオリンピック開幕式に法輪功の抗議活動を防ぐため、日本政府に在日法輪功修煉者の名簿を提供するように要求したが、日本側は個人のプライバシーを理由に拒否したという。

 
大阪でパレードを行い、中共による法輪功への迫害を早く制止させるよう呼びかける日本の法輪功修煉者たち

大阪でパレードを行い、中共による法輪功への迫害を早く制止させるよう呼びかける日本の法輪功修煉者たち

オリンピックまで、あと20日に迫った現在、北京と中国国内だけでなく、中共当局の疑心暗鬼と緊張は海外にまで蔓延し、さまざまな手段を用いて、全力で法輪功関係者の入国情報を探り出そうとしている。

  中共は法輪功の抗議や新疆ウイグル族の抵抗運動などを「テロ活動」と称し、五輪の安全を脅かすと中傷した。しかし、共同通信社の報道によると、法輪功は日本で合法的な組織であり、平和的なデモ活動を通して、中共の法輪功への迫害を厳しく譴責しており、日中両国の法輪功に対する態度は、非常に大なき違いがあると指摘している。

  これまで、中国が査証(ビザ)免除で観光客の入国を認めてきた国は日本、シンガポール、ブルネイの3カ国だけで、五輪を前に、シンガポールについては7月からビザ免除措置を停止した。ブルネイは人口が少なく、査証免除で大量の観光客が来るのは事実上日本だけである。

  情報によると、中共は日本からやって来る観光客に法輪功関係者が混入することを最も心配し、法輪功修煉者と疑われる人物は直ちに逮捕する方針だという。しかし日本の報道は、今年に入って他の団体のオリンピック抗議活動に比べ、法輪功には大きな動きが見られないと指摘している。しかし、中共当局はオリンピック期間中、まさに草や木までも敵に見えるほど怯えているようであり、いかなる出来事も疑心暗鬼となっている。

 2008年7月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/18/182316.html