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山東省リョ南県の曹国真さんが不法に8年の実刑判決に処せられた(写真)

(明慧日本)山東省臨沂市リョ南県の法輪功修煉者・曹国真さん(36歳男性)は、2007年10月12日、リョ南県朱芦鎮派出所の警官に不法に逮捕された。突然、家に侵入してきた警官らは、曹さんのテレビ、DVDデッキ、衛星受信機、ノートパソコン、法輪功の資料などを不法に押収し、さらに曹さんの仕事に使われていたバイクも没収した。

曹国真さん

 曹さんが不法に逮捕されてから、曹さんの家族は、ただ曹さんが拘禁されている留置所から送られた拘禁通知書をもらっただけで、それ以来何の情報もない。リョ南公安局の関係者らは、曹さんの家族の面会を拒み、「曹さんは今断食している」とだけ家族に伝えた。

 曹さんの家族は何度も、リョ南県公安局に行き、曹さんの現状について確認しようとし、さらに無条件で曹さんを釈放するよう求めた。しかし、面会の願いがかなわないどころか、曹さんの両親が貯金した財産はすべて警官らにぼったくられた。また、70歳になる両親は、幼い孫を連れて、何度も遠く離れた留置所を往復し、多額の費用がかかり、さらに警官らに暴力を受けることもあった。

 2008年3月、曹さんの家族は突然、山東省泰安監獄から、曹さんが監獄に投獄された通知書を受け取って、初めて曹さんが監獄に投獄されていることを知った。

 さらに解せないことに、2008年6月曹さんの家族は済南監獄から送られてきた入獄通知書を受けた。通知書には、曹さんはすでにリョ南県裁判所で8年の実刑判決に処せられ、2008年6月11日から済南監獄に拘禁される、と書かれていた。曹さんはいったいどこで拘束されているのか、いまだはっきりしない。

 2008年7月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/16/182137.html