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ニュージーランド議員:ユーテルサット社に新唐人テレビ局の番組の放送を再開するよう呼びかけた(写真)


文/ニュージーランド大法弟子

(明慧日本)ヨーロッパの衛星会社・ユーテルサット社は2008年6月16日以降、電力供給において技術的な問題が発生したことを理由として、新唐人テレビ局がW5衛星を通して中国大陸に番組を放送することを中断した。7月15日、ニュージーランドの緑の党国会議員スポークスマンであるKeith Locke氏と、ニュージーランドKiwi党のBernie Ogilvy秘書は記者による取材に応じ、中国共産党の報道の自由に対する制限について非難した。またKeith Locke氏はユーテルサット社に対して、新唐人テレビ局の放送を再開するよう呼びかけた。

ニュージーランドの緑の党国会議員スポークスマンKeith Locke氏の取材の様子

Kiwi党のBernie Ogilvy秘書の取材の様子

 緑の党国会議員スポークスマンであるKeith Locke氏はユーテルサット社による衛星放送中断の事件について、「私は中国共産党とは常にできるだけ海外における独立な報道を、特に中国共産党の人権状況を非難し、中国人に真相を伝えるようなマスコミを極力阻止してきました。数年前、中国共産党は、Rupert MurdochチャンネルでのBBCニュース番組の放送を禁止しました。さらに不幸なことに中国共産党による圧力のため、Rupert Murdochチャンネルは妥協し、グーグルにおいても類似したような件が起きました。もし、ユーテルサット社が中国共産党による圧力のもとで、新唐人テレビ局の中国における放送を中止した場合、それは人権侵害になります。ユーテルサット社は新唐人テレビ局の放送を再開すべきです。中国共産党はオリンピック前に報道の自由を実施すべきです。ヨーロッパのみならず、ニュージーランド及びその他の西洋諸国社会は、中国に対する依頼が強すぎて、自分たちの利益を優先しすぎて問題になっているのです。利益を優先する企業は、貿易は人権よりも重要だと考えています。しかし緑の党は人権のほうが大事だと考えています。もし、私たちの出発点を人権をベースにし、さらに人権を尊重すれば中国人との間によりよい関係を築くことができます」。と話した。またKeith Locke氏は取材に応じて、全世界100万人署名活動によって、北京オリンピック開催前に中国共産党の法輪功に対する迫害を終わらせるよう呼びかけた。

 Keith Locke氏は、今となって世界中は中国の人権問題に目を逸らすべきではない、と強調した。なぜなら、北京オリンピック開催まで1ヶ月を切ったにもかかわらず、中国共産党はいまだに法輪功に対する迫害を行っており、さらに中国の人権弁護士も不法に逮捕、拘禁され、迫害を受けているからだ。また、オリンピック開催まで、中国はその他の民族に対する迫害を強めているのは、中国共産党は正義の声、すなわち、人民が中国共産党の非難の声を聞くのを恐れているからだ、と話した。

 また、Keith Locke氏は、「オリンピック開催を前にして、法輪功修煉者に対する残酷な迫害は決して受け入れることができません。実際のところ中国共産党は常に、政権の正当性を世界中に見せびらかそうとしてきました。しかし、中国共産党は独裁であり、法輪功は独立しているものです。かつ、中国共産党による迫害の中で、法輪功修煉者が受けている迫害は最も残酷なものです。さらにその他の国の人々、例えばスーダンの国の人々も中国共産党によって間接的な迫害を受けています。ですから、人権署名は非常に良い方法だと思います。人心を鼓舞し、人々に真相を知ってもらう良い方法だと思います。時間はかかるかもしれませんが、ニュージーランドでは、たったの2ヶ月間ですでに2万8千人の署名を集めていると聞きました。多くのニュージーランド人が人権に対して関心を寄せています。今後もニュージーランド政府は公の場で中国共産党を否定すべきです。中国共産党から迫害を受けている団体を守るべきです。

 2008年7月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/16/182164.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/7/18/99062.html