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河北省石家庄市:黄偉さん、カク秋燕さん夫婦は洗脳班へ連行された

(明慧日本)河北省石家庄市公安はオリンピックを口実に、7月4日と7月8日、2回にわったって統一行動を起こし、狂ったように20数人の法輪功修煉者を逮捕した。大多数の人は不法に15日間の行政拘禁を強いられ、石家庄市留置場に拘禁された。不法に法輪功修煉者を逮捕し、家宅捜索を実施すること自体、そもそも深刻な違法だが、警官は独断で連行して、すでに10日間断食した黄偉さん、カク秋燕さんを長安区洗脳班に送って、引き続き迫害を加えている。現在に至っても、どこに監禁しているのか、その家族に通知もしていない。

 黄偉さん、カク秋燕さん夫婦とその他の法輪功修煉者は、7月10日から断食で迫害に抗議した。中国共産党の法律によると、行政拘禁15日は7月4日から計算すべきで、7月18日に満期になる。

 7月19日の朝7時、弁護士とその家族は石家庄市留置場へそれぞれの修煉者を迎えに行った。河東派出所と事務所の警官は車を留置場の庭に乗り入れ、再び強制連行を行った。無理やり黄偉さん、カク秋燕さん夫婦を車に乗せて、逃げて行った。

 聞くところによると、カク秋燕さんは身体が非常に衰弱し、1人で歩けず、危篤状態である。弁護士と家族が派出所に状況を聞くと、河東派出所の指導員・曲建波は横暴な態度だった。河東事務所と長安区610弁公室の要員らは更に法律を無視し、法律を弄んでいる。法輪功修煉者を強制的に洗脳班に拘禁することは、法律に深刻に違反しており、参与した者は既に公民に対して、「不法拘禁」の罪を犯したと、弁護士が厳しく指摘すると、彼らはなんと弁護士を脅かした。

 1999年末、黄偉さんは「陳情未遂」などの罪名で3年間の労働教養を強いられた。2002年黄偉さんはやっと自由になり、家に戻ってきた。2004年4月13日、黄偉さんは子供を幼稚園に送った後、石家庄市河東派出所の警官・楊玉良、長安支局・李国強など4人に連行され、再び3年の労働教養を強いられた。その理由とは転向(法輪功修煉を放棄する)しないということだった。妻・カク秋燕さんは黄偉さんのために弁護士を依頼したため、河北省洗脳班に8カ月間監禁された。

 高智晟弁護士の呼びかけと海外、国内の救援のもとで、2005年4月、全身傷だらけの黄偉さん夫婦は重病のため、服役中の一時出所で前後して家に戻ってきた。

 2008年7月4日、オリンピックを理由に、石家庄市は統一的に法輪功修煉者を逮捕した。黄偉さん夫婦も一緒に強制連行された。黄偉さんの8歳の息子は突然両親の世話がなくなり、糖尿病を患っている79歳の祖父と心臓手術を受けて、常に心臓の薬を携帯している77歳の祖母に迎えられるしかなかった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年7月25日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/7/24/182676.html