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廊坊:教師・武廷文さんは迫害を受け、子供の大学進学は絶望的


文/河北廊坊大法弟子

(明慧日本)武先生は安次第10中学校の先生で、学生たちに法輪功の真相を伝えたため、学校を解雇された。噂によると、大法の真相を理解していない学生の親が教育局に通報したことが原因らしい。

 武先生に教えてもらうことができないことを知った数人の学生はその日の夜武先生に電話した。子供たちは泣きながら話していたという。みんなは先生が良い人であることを知っていて、先生と離れたくなかった。解雇された武先生は、学生のテストの答えをまじめに採点した。6月27日午前、校長は給料の決算の理由で武先生を欺き、学校に来るようにさせた。武先生はお昼になっても、帰れなかった。午後2時過ぎ、数人の私服を着ている警官が武先生の家に不法侵入し、何の許可も持っていない状況の下で、家の隅々を探した。パソコン、プリンタ、プリンタ用紙、CDなどいくつもの個人の品物を奪った。人民幣1万元相当のものだった。現金3000元と引き出しの中にあった子供の学費数百元も奪った。

 警官らが品物を奪った後、ちょうどタクシー会社運転手・邢伯峰さんが友達に会うため近くを通りかかり、一緒に連行されてしまった。車も没収された。その後、永清公安警察は邢さんの自宅をも不法侵入し、パソコン、プリンタなどを奪い、現金1万元も奪った。

 武先生は永清県北溜中学校の先生で、20年間以上の教師履歴があって、教え方も良く、まじめな先生だった。数回、県、郷から賞をもらったこともある。学生たちから愛されているこのような先生が法輪大法を修煉しているため、数回も連行された。

 99年末、多くの法輪功修煉者が大法の真相を伝えるため北京に行ったころに、後奕郷(武先生の住宅地区)派出所は仕事中の武先生を連行した。監禁中は、寝ることを許されず、師父の写真を強制的に踏ませるなどをさせられた。

 2000年ゴールデンウィークに、学校の職員のみんなが休暇しているのに、北溜中学校は当直の名目で武先生を学校に軟禁した。その後、家族の強い抗議で武先生を帰らせた。

 2000年末、後奕郷派出所は、再び仕事中の武先生を連行した。10日以上不法監禁した。先生の仕事をさせずに派出所の手伝いをさせた。ご飯は家族に持ってくるように要求した。2001年5月、武先生が真相を伝えているとき、県の公安局・陳森に連行され、県の留置所に半年間監禁された。武先生の家族からお金を恐喝できなかったため、武先生を2年の労働教養に下した。抗議のため武先生は断食したので、体の各臓器が衰え、生命の危機におちいり、県の病院に送られた。家へ帰った武先生は、迫害が続くと考え、体が完全に回復していないのに家を出た。それから、仕事を失い、家があっても帰れなくなった。

 6年間半の間、武先生は家に一度も帰ったことはない。警官はいつも武先生の家や親戚の家に武先生を捜しに行くため、武先生はほかの地域でしか仕事を探すことできなくて、家計は困っていた。老いた両親に親孝行もできず、子供も小学校から中学校まで義理の母に世話をしてもらった。高校に入ってから、子供と一緒に住むようになった。子供は今年大学に合格したが、経済的な理由で進学はできなくなった。

 2008年7月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/7/16/182099.html