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ワシントンD.C.:ロウソクの光で同修を悼み 迫害を終え正義を永存(写真)

(明慧日本)「今日は中国共産党が法輪功に対する迫害を起こしてちようど9年めの日です。毎年この日に、私たちはここでロウソクをともすことにしています。周囲は依然として長い夜の暗黒ですけれども、しかしこれらのロウソクの光は、光明と希望で依然として私たちと共にあることを、世の人々にはっきり示すのです」。これはワシントンD.C. ワシントン記念碑(Washington Monument)の前の談話である。

 2008年7月18日夕方、夜の帳はそっと訪れて、騒がしい都市が落ち着き始める頃、世界各国からの法輪功修煉者たちはワシントン記念碑前の芝生に集まり、黙々とロウソクをつけて、ロウソクの光の夜番をする形で、中国共産党に迫害され死に至った同修たちに哀悼を捧げた。




 1999年7月20日、中国共産党の頭目の江沢民は個人の嫉妬から、法輪功に対する残酷な迫害を起こして、今日に至ってすでに9年目になっている。この9年の間に法輪功修煉者たちは、“真・善・忍”の理念を堅持し、理性的平和的に世の人々に迫害の真相を告知して来た。9年の中で迫害され死に至った法輪功修煉者の数は3168人に上り、そのうち、75人が80歳代の老人で、最年少は8ヶ月の赤ちゃんだが、このリストはあくまでも氷山の一角に過ぎないのである。数十万の法輪功修煉者のそれぞれが未だに監獄、労働教養所、洗脳斑等で残虐な体刑の苦難を被られている。すでに暴きだされた法輪功修煉者の生体からの臓器狩りの悪行がなおさら激しい怒りを覚えさせるが、こっそりと臓器を狩られた法輪功修煉者の数は数千、甚だしきに至っては数万に達すると判断され、修煉者の詳しい名前は現在依然として確認の手だてがない。

 退却せず 暴力に訴えない

 大勢の人から、中国共産党はどうして法輪功を迫害するのですか、と尋ねられる。この質問に対してロウソクの光の集いの開幕式で次のような話があった。「恐れるからです。中国共産党は7年間で1億人の人をひきつけ修煉させた法輪功の感化力を恐れ、法輪功の“真・善・忍”の理念を恐れ、法輪功修煉者の信奉に対する堅持を恐れています。ここにある長い殉難者のリストのように、それほど多くの人が信仰のために堅忍不屈しています。今日、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ等の幾十の国と地区の法輪功修煉者たちは皆殉難者と同様に、残虐な迫害に直面する時、退却せずに、暴力にも訴えません。このような精神的力が中国共産党のうそや暴力と恐怖でなした生存環境を解体させつつあります」。

 「私たちは今日ここに集まり、憂え悲しんでいなくて、憎んでもいません。この3千あまりの同修は私たちを離れて行きますが、しかし彼らの精神は依然として私たちに彼らが成し遂げられなかった使命---衆生済度---を完成するように、迫害が停止するまで引き続き理性的、平和的に世の人々に向って真相を伝えるように、激励します。この日の到来はすでに指折り数えるほどわずかでした。今日の中国共産党はすでに驚きのあまり縮み上がる最後の日の中で生きており、まもなく真相を掲示するに従って恥ずかしく全滅するのである。

 ロウソクの光の一つ一つが慈悲をもって世人を呼び覚ます

 夜の帳が訪れ、晴れ渡った夜空の下に、大法弟子が作った歌を延々と流して、ロウソクの光の一つ一つがますます明るく見えるようになり、法輪功修煉者たちの一人一人の慈悲と剛毅の顔立ちに映る。彼らの前方にロウソクからなる“正法”の二つの文字がレイアウトされて、全体の場面は荘厳で、なごやかであった。

 このような哀悼の場面が多くの往来の人々を惹き付けて、彼らは足を止めて説明を聞いたり写真を撮ったりし、もしくは芝生に座ってこの光景を観賞した。

 印度から旅行に来た夫婦はロウソクの光の哀悼の集いの由来を聞いて、 法輪功の功法は実にすばらしい、私たちも哀悼活動に参加したいので、彼ら(法輪功修煉者)の後ろに座ってもよろしいですか、 と尋ねると、肯定的に応えられたので、彼らは躊躇なくロウソクの光の夜番に参加した。

 ロサンゼルスから来たジェニファー(Jennifer)氏はワシントンの友人と一緒に通りかかった時、これはたいへん心を揺り動かす場面(Very strong presentation)だ、法輪功の活動をカリフォルニアで何回も見たことがあり、とても良かったが、しかしロウソクの光の集いは今回がはじめてだと言った。彼らはこれは年に一度の哀悼活動だと分かった時、どうやって法輪功を助けることができるかを詳しく尋ねた。

 迫害を終え 正義は私たちと一緒に

 ロウソクの光の一つ一つが、ひとつひとつの望みに、そして“真・善・忍”のすばらしさを四方に広めてゆく。アメリカ大統領のジョージ・ワシントンを記念するために建てられた記念碑はワシントンD.C. のシンボルであり、ワシントンの一番高い建物でもある。過去9年の間、この仰ぎ望んで敬慕の念を抱かせるこの建物は、毎年のようにここのロウソクの光の哀悼を捧げる活動を目にし、同時に、過去9年の間、法輪功修煉者が理性的平和的な反迫害の道を歩んだことをも目撃し証言する。

 1999年、中国共産党は3ヶ月で法輪功を消滅すると喚き立てたが、9年が過ぎ去った。国際社会から見たのは、法輪功が世界80以上の国々に広く伝えられ、3千あまりの項目の褒賞を獲得し、中国大陸でも4千万人の中国共産党を脱退する大潮が出ており、アメリカをはじめとする国際社会の各界で、政府の役員を含め、法輪功に対する理解と支持のすべてが以前より更に勝っていることである。これは中国共産党が最初の予想が至らなかったのかもしれない。中国共産党はこの迫害の中で、人類の道徳の基礎を粉砕することを愚かにもたくらむと同時に、最後に自分で絶体絶命の状態に押すことにした。これらの法輪大法の修煉者たちは、命をかけて“真・善・忍”を実践し、正義と平和を守り、“真・善・忍”のすばらしさを人々の心の中に植え付け、人類のために千古を照らすような道徳的な高い石碑を打ち建てたのである。

 2008年7月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/7/19/182382.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/7/20/99117.html